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【プロ野球】

あすにも誕生 星野楽天へ

2010年10月7日 紙面から

 楽天が、阪神の星野仙一オーナー付シニアディレクター(63)に対し、8日にも来季監督への就任を正式要請し、その日のうちに“楽天・星野監督”が誕生する可能性が出てきたことが6日、明らかになった。阪神のレギュラーシーズン最終戦は7日の予定。井上智治オーナー代行は「基本線として阪神のレギュラーシーズン終了後に動くということ」と話した。

 4日に楽天・三木谷浩史球団会長が大阪市内で阪神・坂井信也オーナーと極秘会談し、星野氏への交渉を開始する旨を伝えたばかり。井上オーナー代行は「物事には筋が大事」と会談の事実を初めて認め、本格交渉の準備を整えたもようだ。

 楽天側は6日、星野氏が来季の監督候補に挙がっていることも初めて認めた。これまで「ノーコメント」を貫いてきた米田純球団代表は報道陣に「星野仙一さんを候補者の一人としてリストアップしているのは事実。三木谷会長と坂井オーナーが面談したことも事実」と打ち明け、「阪神さんがシーズン中。公式戦が残っている以上、これ以上のコメントは迷惑がかかるので控えたい。阪神さんのチーム状況を勘案しながら対応したい」とした。

◆初の秋季Cも検討!!

 星野新監督の誕生が秒読みになったことでチーム側も練習環境を大掛かりに整えるもよう。これまで秋季練習は仙台市のKスタ宮城で行ってきたが、来年オフには暖かい地域での秋季キャンプ開催を検討する見通しだ。

◆大塚キャスター披露

 この日の朝にはフジテレビ系情報番組「めざましテレビ」で、大塚範一キャスターが星野氏に電話を入れた事実を披露。「『二匹目のどじょうを狙おうかな』と言っていた」と明かした。星野氏が楽天入りに前向きな姿勢でいることは間違いなさそうだ。 

  (鶴田真也)

 

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