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「言語道断の癒着」「受信料不払い再発も」NHKに衝撃

2010年10月8日21時25分

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 NHKの記者が、警視庁の捜査にかかわる情報を日本相撲協会側に伝えていた。職員たちは驚き、詳しい内容がわからないことにいら立ちを見せた。

 東京・渋谷のNHK放送センター。報道局の記者は「事実とすれば、記者として絶対にやってはいけない行為。親しい取材相手でも踏み越えてはいけない一線がある」。別の記者は「捜査情報を、なぜ『被疑者側』に伝えたのか。詳細がわからず、何とも言いようがない」と話した。

 男性職員は「大相撲をめぐる問題が落ち着いたと思っただけにショックだ」「受信料不払いなど、厳しい反応があるかもしれないと想像すると怖い」と話した。

 関東地方で勤務する中堅の職員は「言語道断の癒着。普段から取材相手との関係をはき違えていたからこその結果ではないか」と不祥事を嘆いた。「(取材相手に)気に入られようとする気持ちはわかるが、一線を踏み越えてはならない。寂しい限りだ」

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