中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 速報ニュース一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

初のカステラサミット開幕 平戸市にご当地銘柄集合

2010年10月9日 19時51分

 開幕したカステラサミットの会場に集められた、各地のカステラ=9日、長崎県平戸市

写真

 カステラ伝来の地とされる長崎県平戸市で初のカステラサミットが9日から始まり、全国47都道府県のご当地銘柄が集合。静岡県の「うなぎカステラ」や宮城県の「仙台味噌カステラ」など多彩な商品が来場者を楽しませた。

 ポルトガル船の平戸来航460周年を記念し市の実行委員会が主催。関係者によれば、宣教師フランシスコ・ザビエルが信者獲得のため、当時珍しかった甘いお菓子で住民を誘ったのがカステラの原型という説もある。

 同日開かれたシンポジウムでは食文化研究家らがカステラを食べながら熱く議論。約400人の観客にも無料でカステラとコーヒーが振る舞われ、会場はなごやかな雰囲気に包まれた。

 シンポに参加したザナッティ駐日ポルトガル大使は「高品質でおいしい。必ずポルトガルでも売れる」と絶賛。同市内から訪れた楯香代子さん(62)は「初めて食べるカステラが多く全部食感が違っていて面白い」と話した。

 サミットは10日まで同市の平戸文化センターなどで開かれ、500円で各地のカステラを食べ放題にする催しなどが予定されている。

(共同)
 

この記事を印刷する


中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ