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チリ落盤事故トンネル貫通間近、救出へ

 チリ北部コピアポ郊外の鉱山落盤事故で、地下約700メートルに閉じ込められた作業員33人を救出するためのトンネルが8日夜から9日未明(日本時間9日午前から同日夕)、地下の坑道まで貫通する見通しとなった。ゴルボルネ鉱業相が8日、明らかにした。

 8月5日の事故発生から2カ月余り。国内外の注目を集める「奇跡の救出」に向けて大詰めを迎えた。

 貫通間近となったのは、チリ政府が8月末から9月半ばにかけて掘削を始めた3本のトンネルのうち、「プランB」と呼ばれる2本目のトンネル(深さ約620メートル)。

 マニャリク保健相は8日、トンネル貫通後に地下100~200メートルの間で内壁を補強した上で、12日に作業員救出開始が可能になると述べ、政府として初めて具体的な救出日程に言及した。

 2本目のトンネルは、通気用などとして使われていた既存の小さなトンネルを拡張して掘削。直径約30センチに拡張する第1段階の工事が9月17日に終了し、直径約70センチまで拡張する第2段階の工事が行われた。

 地元メディアなどによると、33人は救出の際、健康状態や年齢などに基づいて11人ずつ、三つのグループに分かれて待機。救出用カプセル「フェニックス(不死鳥)」に1人ずつ入り、順次地上に運ばれる。全員の救出完了までには約2日間が必要とされる。(共同)

 [2010年10月9日7時45分]


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