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会員F様へ
掲示板への書き込みありがとうございます。
今回本団が作った「訴訟保険」は、現場会員の声をもとに、執行部の方で進めてきた制度です。会員の中には、すでに個人で保険に入っている方も多いようです。教育現場にとっては、あまり喜ばしい現状ではありませんが、現実に応じて、早めに手を打っていく必要性はあると思います。本来は、会員Fさんのおっしゃるとおり、任命権者が我々を守っていくべきです。徳教団としても、県教委にその旨を要望・交渉時に訴えていますが、なかなか進んでいない状況です。徳教団としては、事が起こってからでは遅いと考え、現状の中で、会員の皆様を守っていくという視点でこのような制度を割安に提供させて頂きました。ご理解ください。
過日文科省が発表した教員の勤務実態調査では、月平均34時間の超過勤務をしていることが分かりました。平均ですので、これ以上に働いている方は、多いと思います。おっしゃるとおり、ボランティアと言っても過言ではないでしょう。しかし、多くの教員が目の前の子供たちのため徳島教育発展のため、歯を食いしばって頑張っているのが現状です。
この現状に見合った対価を引き続き求め続けていくと同時に教職員定数の改善も強く要望してまいります。
また、勤務の平準化ということで、管理職のマネジメント能力や指導力アップについても、県教委や徳管教へも申し入れているところです。これからも引き続き要望を行っていきます。
研修については、ご存じのよう教育公務員特例法21条には、「教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない。」と定められています。現場の多忙化にも関わってくることでしょうが、この義務を果たせるような制度やルール、職場環境や予算を見直していくことは必要であると思います。また、現場で頑張っている教員が正当に評価(給与面等)してもらえるように要望を行っていきます。
会員Fさんのように思っている方は、おいでるかと思います。このような会員の皆様の生の声を徳教団としても大切にし、これからの提言要望にいかしていきたいと思います。今後とも何卒よろしくお願い致します。
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