蔵書数約120万冊と中国地方最大の大型書店「MARUZEN&ジュンク堂書店広島店」が9日、広島市中区の天満屋八丁堀店にオープンした。開店を待ちわびた家族連れたちで早速にぎわった。
同書店は天満屋八丁堀店の7、8階の計約4千平方メートルに入る。専門書をはじめ、一般書、洋書、児童書などを幅広くそろえる。午前10時の開店後、来店客は店内を回り、目当ての本を探していた。呉市の会社員斉藤瑞乃さん(37)は「蔵書数が多くて驚いた。また休日には訪れたい」と話していた。
同書店は老舗の丸善書店(東京)と、専門書の品ぞろえに定評があるジュンク堂書店(神戸市)が共同運営する。営業時間は午後10時まで。初年度の売り上げ目標は12億円。
市中心部への新たな巨大店舗の登場で、既存書店との競争が激しくなりそうだ。
動画はこちら
【写真説明】開店直後から多くの人でにぎわうMARUZEN&ジュンク堂書店広島店=9日午前10時25分(撮影・井上貴博)
|