広島で2人の子供が
お母さんに首を絞められて
殺されたかなしい事件があります。
お母さん・・・
広島友の会の
しかも生活団へ通わせていたお母さんのようです。
最近
すごく感じるのは
生活団の質の低下です。
そして自由学園と婦人之友社と全国友の会これは三位一体なのにもかかわらず
子育ての理想だけ
子供にいい教育を与えたい
いい母親でいたい
その履き違えた母親の理想から
安易に生活団を選んでしまったこと。
まず、友の会の思想・理念が母親の思想・理念でないと
生活団は無謀です。
かぞくのじかんの1週間の食事の実例者。
生活団へ通っているわりに
生活団の夏の集まり終了後に
鉄道会社のスタンプラリー
家庭で子供をそだてるには
母親1人では絶対無理です。
悲しいかな、広島のお母さんの気持ち
わたしは良くわかります。
この子たちを幼稚園へ預けたらどれだけ楽になるか・・・
離れられたらどれだけ楽になるか・・・
泣くことだってあります。
主人を責めてしまうこともあります。
でも励ましあえる人が
1番近くにいてくれます。
わたしに笑いかけてくれる子供たちがあります。
子育ては理想ではできません。
現実なんです。
頭で考えていられません。
4歳児で一緒に励ましあったお母さんとは
未だに交流があります。
6人の中で
まだ幼稚園へ行かせていないのは我が家くらいだけど
でも、相談に乗ってくれます。
佑太朗を見て相談に乗ってくれます。
わたしの宝ものです。
今年、4歳児は1学年下の子が2人いるそうです。
3歳児がいるわけですが
グループにならないそうで
指導者も困っているそうです。
それも「生活団の低下」だと思うんです。
母親の理想を履き違えている現状だと思うんです。
母親がどれだけ子供たちと向き合っていたか
子供に背を向けられなかった
子供を思う優しさがそこにあったか
悲しいと思うけど
今、友の会のあるべき姿は
「ミセス羽仁の信念を著作集からしっかり守り、なんのための友の会なのかを考えること」だと思います。
友の会は上っ面の保健婦があつまる子育てサークルじゃない。
最寄りが家族として寄り添える
頼れる最寄りであること。
このブログを通して友の会の1人1人は
「わたしの最寄りにいる●●さんは、今、何を思って何に悩んでいるか」とわかりますか?
わたしの最寄りは最寄り力をつけよう!と
頑張っています。
寄り添える力・・・友の会のいいところだと思います。
友の会が独り歩きしてはいけません。
わからないことがあったら著作集を読みましょう。
頭で考えるのではなく
今一度、ミセス羽仁の考えを読みましょう。
何よりも、不足しているのは
『読書をしない』事だと思います。
わたしのいる友の会でも
係を持っているのに「読書に遅れる」会員がいます。
時間を守ることは何よりも母親の責務だと思うんです。
この日記を全体公開にするか
アメンバー限定にするか
正直悩みました。
でも、広島のお母さんを思うと他人事じゃなかったんです。
お母さんは最悪な事態を引き起こしてしまったけど
わたしは、少なくとも全国の生活団や幼児グループに通わせているお母さんには
広島のお母さんの気持ちがわかると思うし
幼稚園へ行かせているお母さんには(失礼かもしれないけど)気持ちはわからないと思います。
毎日起きてから寝るまで子供と向き合って
うるさい盛りの子供を面倒見て
「落ち着きないね」と苦笑いされることもあります。
些細な一言に必要以上にへこむこともあるんです。
「あなたの子供は、幼稚園でどのくらい落ち着いているの?落ち着きがないんじゃなくて、そういう月齢の子供を活発に動く昼間にみていないだけでしょう?」と
奥歯を噛みしめて泣くことだってあるんです。
生活団に通わせているお母さんが
大切にしなくてはいけないことは
「ただ一緒にいる」と言うことは絶対にダメ。
子供の動きを尊重して
子供を働かせること。
それにかかるお母さんの労力と苦労と知恵と時間は
1日24時間です。
それを選んだのはお母さんでしょう?と、そんな簡単に言えてしまう世の中は異常なんです。
それを変えるには
やっぱり友の会の主婦の働きだと思います。