臼杵 ふぐ専門店 人気店1
うおんたな 6300円〜9450円
良の家 10000円〜18000円
にしきや 10000円〜
みつご 8400円〜12600円
山庵 8400円〜 高島 8400円〜
魚正 8000円〜10000円
ふくまさ 5000円〜8000円
福は内 5000〜12000円
●国宝臼杵石仏で知られる臼杵市は山と海に囲まれた、自然豊かな城下町ですが、臼杵には古くからフグの市場があったために、フグ処として発展してきました。臼杵フグは次のような特色があります。
①値段が安い・・・5000円〜12000円くらいでフグのフルコース(刺身、唐揚げ、鍋、ヒレ酒、白子など)が食べられます。(博多、大阪、東京などの都市部では通常30000円〜50000円はかかります。) ②新鮮でおいしい・・・フグは水揚げされた後、水槽で飼われますが、水槽にいれて2週間あたりが食べ頃と言われています。それ以前だと身が硬すぎ、それ以後だと柔らかくなりすぎになります。臼杵のフグ料理店の多くが、丁度いい頃合いをみて店に出します。市内に市場があるからこそ、それが可能です。 ③量がたっぷり・・・市内に市場があり、安く大量に手に入るので、それが可能です。 ④肝を安心して食べられる。・・・フグの肝にはテトロドトキシンという猛毒が含まれています。そのためフグの肝を店で出す事は法令で禁じられています(他県ではフグの肝は料理屋に設置された鍵付き金庫に入れて厳重に保管され、定期的に保健所の職員が検査に来るらしい)。 当然、大分でも禁じられているはずなのですが、現実的には守られていません。取り締まりも行われていません。なぜかというと、大分県では古くからフグの肝を食べる食文化があって、いまさら禁じることは不可能だからです。 なにせ取り締まる立場にある、県や市の職員でさえ、フグの肝を食べたがります。なにより大分ではフグの肝を食べて食中毒を起こした、という例がほとんどありません。というのが、大分で水揚げされるフグにはほとんど毒がないと言われているからです。 もともとフグの体には毒がないのですが、フグが食べる海底の苔や海藻の中に毒があり、それが肝臓に蓄積され、猛毒をもつようになるのだそうです。ところがなぜか大分産のフグには毒が少ないそうです。それで大分、特に臼杵では暗黙の了解のもとに、フグの肝は公然と食べられています。 臼杵で水揚げされたフグは県外にも出荷されていますが、県外では肝を食べる習慣がないので、肝は出荷せず、肝が余ります。それは臼杵のフグ専門店で消費されることになります。そのため臼杵でフグを食べると、肝がたっぷり出てくるのです。 ⑤どの店で食べても、ハズレがない・・・よく「臼杵でフグを食べたいのだが、どこがいい?」と聞かれるのですが、実際どこで食べてもおいしいです。 ●フグの旬は冬場です。(11月〜2月)最近は夏場でもフグを出している店がありますが、やはりフグは旬に食べることをお勧めします。 ●今回、紹介した店は、ほんの一部です。 |
コメント(4)
おっしゃる通りです。肝があってこそのふぐです。私は臼杵ではじめて、ふぐっておいしいんだーと思いました。ちなみに私の好きなふぐ屋さんは、喜楽庵、山田屋、良し家、あともう1件臼杵の隣駅にあるふぐ屋さん。名前思い出しませんが、造船所の近くにあります。
どちらのふぐ屋さんがお好みですか?
2010/6/19(土) 午前 7:41
造船所(下の江造船・南日本造船?)の近くにあると言ったら川口屋さんではないでしょうか。たしか少し前、石田純一が来たという噂を聞きました。私がよく行くのは、ふくまさです。家族でやってる小さな店ですが、良心的でいい店ですよ。(^^)
2010/6/20(日) 午前 9:44 [ たくま ]
そうそう川口屋の別邸久楽です。私が行ったときは、小説家の渡辺淳一が来ていたと行っていました。ふくまさ ネットで見つけました。今度のふぐの季節に行ってみます。最近夏ふぐもやっているそうですが、やっぱり冬ですよね。 夏は良し家のはもづくしもおいしかったです。私のブログにもコメントいただき、ありがとうございます。ではまたおじゃまします。
2010/6/20(日) 午後 3:32
小説家の渡辺淳一も来ていたとは知りませんでした。川口屋って有名だったんですね〜。もっとも臼杵のふぐは全国的に有名ですから、どの店にも多かれ少なかれ有名人が訪れていると思います。良の家で夏場、はもずくしをやっていたことも初耳でした。行ってみます。(^^)
2010/6/20(日) 午後 5:01 [ たくま ]