経済
特急北近畿、「こうのとり」に改称検討 JR西
JR西日本が特急「こうのとり」として運用する新型車両287系のイメージ図 |
JR西日本が来年3月、阪神間と丹波、但馬を結ぶ特急「北近畿」(新大阪‐城崎温泉)の名称を「こうのとり」に変える方向で検討していることが7日、分かった。春のダイヤ改正と新型車両の投入に合わせた改称。但馬の空を舞うコウノトリにちなみ、自然豊かな沿線のイメージを高めて利用増を目指す。
「北近畿」は1986年11月、宝塚‐城崎(現・城崎温泉)間の電化に伴い導入された。新大阪から大阪、尼崎を経て福知山線、山陰線を走り、城崎温泉までを2時間50分前後で結ぶ。国鉄時代に製造された183系車両を用い、現在上下計21本を運行している。
名称の変更は、コウノトリの野生復帰事業に取り組む豊岡市などが要望していた。豊岡駅が来年3月、コウノトリが羽ばたく姿を表現した新駅舎に建て替えられるほか、同時期から、白い車体が特徴の287系計46両を順次投入することから、改称を検討したという。
一方で、北近畿エリアを走る特急の再編も検討。新大阪発着では、北近畿タンゴ鉄道に乗り入れる「タンゴエクスプローラー」(新大阪‐宮津・豊岡)と「文殊」(新大阪‐天橋立)を廃止する方向で調整している。阪神間と但馬を結ぶ特急は「こうのとり」と「はまかぜ」(大阪‐香住・浜坂・鳥取)の二つに集約される見通し。
(足立 聡)
(2010/10/08 08:05)
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