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2010年10月8日(金) 19:15 |
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出荷が遅れている岡山産マツタケ
秋の味覚の王様といえば、なんといってもマツタケですが、岡山県産のものなどは出荷が遅れているのが現状です。 ここ数年、不作続きと言われるマツタケですが、今年は果たしてどうなのか。 真庭市のマツタケ山を取材しました。
真庭市西河内のマツタケ山です。 岡山市でガソリンスタンドなどを経営する服部興業が所有する山で、事業の一つとしてこの山で育ったマツタケを販売しています。 マツタケは現在、どの程度成長しているのか。 山林部の川原さんの収穫作業に同行しました。 例年ならこの時期に収穫のピークを迎えますが、今年は10日ほど遅れそうだと川原さんは話します。 夏の猛暑や秋の冷え込みが遅かったことなどで、成長が遅れていると見られるマツタケ。 収穫量も年々少なくなってきているということです。 事務所でマツタケを詰める木箱をつくる川原さん。 秋の涼しい気候が続き、まとまった収穫ができることを期待しながらの作業です。 実りの秋本番に、マツタケは無事収穫できるのか。 県産の秋の味覚の王様が食卓に並ぶのは、もう少し先になりそうです。 服部興業では、豊作か不作かなどはもう少し様子を見ないと判断できないと話しています。 今年の出来を心配する問い合わせがたくさんあるということで、消費者にとっても待ち遠しい今年のマツタケです。
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