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2010年10月8日(金) 12:15 |
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洋画家・柚木祥吉郎さん遺作品展
今は亡き倉敷ゆかりの作家にスポットをあてる遺作展が倉敷市立美術館で開かれています。
この遺作展は、毎年倉敷市などが行なっているものです。 37回目となる今年は、倉敷市玉島で洋画家として活躍した柚木祥吉郎さんの遺作40点が展示されています。 柚木さんは、1947年28歳の時、日展に初入選し32歳で特選を受賞しました。 華々しいデビューを飾った一方で、1957年からは日展への出展を止め、自身が描く具象画にも疑問を感じ混沌とした時期を過ごしたと言います。 その後抽象画も描くなどしましたが、模索する中で独自の具象画にたどり着き、晩年まで自分の絵の進化を追い続けました。 玉島の港に近いアトリエで生涯油画を描き続けた柚木さんの遺作品展は、今月11日まで開かれてます。
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