最終更新: 2010/10/09 00:57

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蓮舫大臣、国会内での雑誌撮影問題を釈明 追及した片山 さつき議員も過去に国会内で撮影

国会内でのグラビア撮影について、蓮舫行政刷新担当相が釈明した。一方、行政刷新担当相を追及した自民・片山 さつき議員にも予想外の展開があった。
8日もさっそうと会見に臨む蓮舫行政刷新担当相。
蓮舫行政刷新担当相は「事業仕分け第3弾の実施の日程と会場が決まりました。前半は10月27日、水曜日から10月30日、土曜日までの4日間です」と発表した。
しかし、その風当たりは強かった。
みんなの党・渡辺喜美代表は、「ファッションモデルに転向したらいいんじゃないですか」と述べた。
自民・山本一太参院政審会長は、「急にスターダムにのし上がると、ちょっと感覚が庶民からずれるのかなという気がしました」と述べた。
ファッション雑誌で見せるスーパーモデルのようなポーズ。
いつもの白だけではなく、真っ赤なスーツ姿も見せた蓮舫行政刷新担当相。
「議員活動の記録のため」という目的で、国会議事堂内で撮影が許可されたこの写真。
しかし、記事には衣装のブランド名や価格が書かれていたことで、野党は「営利目的の撮影はできないはずだ」と猛烈に批判した。
本人は8日、撮影場所について不適切との懸念を抱かせたとしたらおわびすると陳謝した一方で、正式な手続きをへたと強調した。
そして、蓮舫行政刷新担当相は、「わたしは国民の皆さま方に、政治に関して高いご関心を持っていただくことは非常に大切で、その1つの手段として、雑誌の取材に応えることは大切だと思っています」と述べた。
自民・佐藤 ゆかり参院議員は、「国会は職場ですから、ファッションショーの場ではない。大臣の大きな責任ある役職には、当然お立ちいただくことはできないと思いますね」と述べた。
自民・三原 じゅん子参院議員は、「本人は当然、ネガチェックしてるでしょうし、わかっててやってたことだと思うので」と述べた。
そうした中、本会議で8日、この件に言及したのが、「自らのさつき節にご期待」と表明していた自民・片山参院議員。
片山参院議員は、「自民党時代からずーっと積み上げてきた、きめ細かな対策が、パフォーマンス目当ての事業仕分けでどんどん切られて。その仕分けをやった方が、1着100数十万円のドレスを取っ換え引っ換え着ておられるということをご存じになったら」、「ここまで大変苦しい中、何とか頑張って利益を確保して、産業界の悲痛な叫びは、総理の耳に入っていないのでしょうか。ありがとうございます」と述べた。
一見、自信たっぷりに質問を終えた片山参院議員。
しかし、このあと予想外の展開があった。
片山参院議員は、「(かつて片山参院議員ご自身も、衆院で撮影された雑誌に載ったが?)わたしは大臣になったことがないものですから。(大臣の時にああいうことをしたから問題?)それだけじゃなくて...」と述べた。
今から3年前、衆院議員だった片山参院議員は、同じようにファッション誌の取材を受け、国会内で撮影をしていたという。
女性議員の国会撮影問題が大きな波紋を広げる中、国民新党の増額要求に応じ、5.1兆円規模で緊急経済対策が閣議決定された。
政府・与党は、これを盛り込んだ補正予算案を10月下旬に提出する方針。

(10/08 18:51)


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