口蹄疫対策本部が解散 1000億円規模の基金創設(10/08 14:37)

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題について、政府は1000億円規模の復興基金の創設を盛り込んだ支援策を決定し、対策本部を解散しました。

 地域全体の復興に向けて、宮崎県が地方債による1000億円規模の基金を設け、運用益で観光の振興や市町村の支援を実施します。畜産分野に対しては、国費33億円を投じた別の基金を創設し、宮崎県をはじめ隣接する県の畜産業再生に充てる方針です。また、民主党は、家畜を殺処分にした農家に支給された手当金について、免税する法案をこの臨時国会に提出することにしています。政府・与党の対応が出そろったことで、ようやく現地の復興作業が本格的に進むものとみられます。

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