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2010年10月07日

ギャルとオタク文化が急接近「私たちにはヲタの血が混ざっている」

小悪魔 ageha (アゲハ) 2010年 11月号 [雑誌]小悪魔 ageha (アゲハ) 2010年 11月号 [雑誌]

インフォレスト 2010-10-01
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 アニメやマンガがファッション誌で取り上げられると、それだけで ネットで話題になったものです。女性誌が「ツンデレ」を誌面に盛り込んだ時の インパクトは今でも覚えておりますが、アニメ・マンガの特集を組む ファッション誌は珍しいものではなくなりました。むしろ「今アニメがアツイ!」と 積極的に取り上げており、smart 11月号の「みんな大好き!アニメ&アニメ音楽入門!!」では、 声優の平野綾さんがアニメとファッションについて語っているくらいです。

 アキバ文化を毛嫌いしていた女性誌でもアニメ・マンガというのは 一つのキーワードになっていて、特にギャルとの接近については 「 制服の着こなしにもマンガ・アニメの影響が」でも触れましたけど、 今度は「近頃私タチはヲタの血が混ざっている!!」とのキャッチーなコピーで、 あの小悪魔agehaがアキバ文化を取り上げているのです。


小悪魔agehaオタク2.jpg

 ヲタクage嬢あきちさんが華麗なるコスプレを誌面で披露。 「私がヲタになった理由」や「マイヲタルール」など、その人の生き様にもいつも通りスポットライトを当て共感を煽っているageha。夏コミの突撃レポートまであり、これでヲタクギャルがますます増える?

小悪魔agehaオタク1.jpg

 「速報☆私たちがいつもしている髪型とアニメキャラの髪型が似ていたことが発覚!!」と、 小悪魔agehaのアイデンティティである髪型もアニメとの共通点があると速報しております(笑) キラッ☆とランカ・リーで決めている方の髪型の名称は「偽ボブ隠れうさたん」、 斜め45度でこっちを見ているアスカヘアーの人は「ハーフアップうさたん」というそうです。 セーラームーンヘアーをPopteenが「ウサピョンヘア」と命名していたことからも、 どうやら、ツインテールはうさぎと女性は見るようです。 テールだと尻尾、それもツインテールだとムカデやハサミムシを連想しますので、 かわいさを追い求める女性はうさぎと表現したいのかもしれませんね。

 髪型コーナーの下「2次元メンズに萌え萌えなんです」も注目。 「〜萌え」とキャラクターが語られたのは、女性誌では初ではないでしょうか。 「好きなマンガ・アニメのキャラクターは〜」と語られることはあっても、 「〜萌え」という感情とキャラクターの記号で語られたことはなかったと 記憶しております(たぶん)。「萌え」というのは、キモイとされるアキバ文化の象徴的概念 だったと思うので(性的要素も含むものですし)、男性誌では使われていても、 女性誌では言葉自体あまり使われておりません。 その一線さえ軽く飛び越えてしまうのがagehaなんですね〜。 「ツンデレ王子は本当はまじめなんやで」とベジータをツンデレ という記号で語っておりましたが、そんな彼女には烈海王と 海原雄山もオススメしたいと思います(笑)

 他に、アマガミは恋愛の教科書だ、ウシジマくんに学ぶお金の話、 ドラゴンボールはノスタルジー、ポケモンに病みつき、アイドルヲタなんです、 など、ヲタクなage嬢が多数取り上げられておりますので、 興味のある方は読んでみてください。「 Vogueのマンガ特集」で火が付いた、ファッション誌のアニメ・マンガブームは どこまで行くのでしょうね〜。




ニックネーム dale at 21:21| Comment(21) | TrackBack(0) | 女性誌ウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
たしかに漫画(ジャンプ、サンデーレベル)やアニメ(有名どころのみ)が好きなギャルは多い気がします。サブカル女子もヲタ系好きですね
赤文字系を好むような人やヲタが好むような清楚な女性はヲタ系大嫌いなんでしょうけど
Posted by at 2010年10月07日 21:59
ヤンキーが実はマンガ文化と親和性が高い、って話を思い出しました。
Posted by   at 2010年10月07日 22:49
agehaの読者層は確かにオタク趣味のある子多い気がしますね
ヲタというよりは、ベタに、ヴィジュアルも良くて、中身もイイ、面白いっていうのをアニメや漫画、オタク文化の中に求めているだけでしょうけど
金爆とか聴いてるイメージ
Posted by at 2010年10月07日 23:33
昔はジャンプの看板漫画のファンブック
(るろうに剣心でいう剣心秘伝)を買ったというだけで
今でいうキモオタ的な扱いをされてた時代もありましたが(経験談です笑)、
萌え的な要素が強い作品だとまだ敬遠される人も多いんでしょうが
ガンダムやエヴァや少年漫画好きを芸能人が公言してたりなど、
今はオタク文化もずいぶん許容されるようになりましたものね。
あと、海原雄山は料理漫画の「美味しんぼ」ですよね、
究極の料理と至高の料理の対決、なつかしいです。
Posted by at 2010年10月07日 23:38
読んでないのですが、

小悪魔agehaがアニメブームにのっかってみた、新たな読者層の開拓、もしくはこれまでの読者の反応の様子見かなっていうのが第一印象です、笑。

ギャルのテイストがかなり一般に広まっているのもありますし、そこは割り引きつつ、

「オタク」、と「普通にアニメ好き」ってのを分けないといけない気もしますけど・・・

マンガやアニメは小学生までやった時代から高校生でも観れるものが増えてきたのもある気もします。

Posted by Mode du chef−ポスト・コーディネート at 2010年10月08日 01:05
文化レベルの低い種族同士仲良くできればよいですな
Posted by カラカラ at 2010年10月08日 02:22
こういうのの読者は、
メディアがアニメキモイって言ってたら、アニメキモイって言ってるよ
頭空っぽw
雑誌やテレビの言う通りにしてるだけの軟体動物
Posted by   at 2010年10月08日 06:11
「萌え」という感情は女なんかには理解できないだろ

なんか意味を履き違えてる気がする
Posted by at 2010年10月08日 08:22
アマガミは恋愛の教科書うんぬんの所でかなりイラッときた俺は世間一般様から見たオタクなんだろうな 
だがこのスイーツ共程カスじゃない
Posted by at 2010年10月08日 09:53
V系上がりのギャルが多いいから
Posted by at 2010年10月08日 10:11
じゃあ俺らは脱オタファッションして
「うわっオタクきんも〜www」
とか言ってやろうぜ
Posted by at 2010年10月08日 14:31
オタクで尚且つファッションセンスありまくりの私可愛いwwwって思ってんだろうなぁ、スイーツ(笑)共は
Posted by at 2010年10月08日 15:14
血が混ざってるも何も完全に同類だろ

・自分の趣味と呼べるものが無い(こういわれて反論してくるヲタはさすがに痛い)
・メディアの金づる
・基本的に頭が悪い
・著しく悪趣味で知性を要しない文学に群がる(携帯小説、ラノベ)
Posted by at 2010年10月08日 15:57
凄まじい時代になったものだ
Posted by at 2010年10月08日 16:17
またかよ・・・
コイツらホントに死んでも治んないんだろうな
Posted by     at 2010年10月08日 16:53
で平野は何やってんの?
Posted by at 2010年10月08日 17:00
日本の漫画やアニメが多種多様だから、その中にはギャルやヤンキーが好むものもあるってだけのことでは?
そしてギャルは自分に自信があるから、好きなものを隠さない。
Posted by at 2010年10月08日 17:01
アマガミが恋愛の教科書とかガチで言ってんのかよww頭湧いてるんですねわかりませんw
こいつらがアニメ好きなのは別になんとも思わんが、「お洒落で可愛いのにオタクな自分wwww」っていうのを全体的に押し出してる感が痛いwwww
コスプレとかしだすんだろはいはいワロスワロス
Posted by at 2010年10月08日 17:20
私女だけど
オタク文化は興味津々
お互い理解できないんじゃなくて
全然話合えてないだけ

きっと仲良くなれると思うの
Posted by at 2010年10月08日 17:31
男兄弟がいると、
ギャルしながら実はアニメも見てるし少年漫画も好きって人が結構いるような気がする
Posted by at 2010年10月08日 18:02
ヲタに媚売りだしたのかwwww
様つけろよ糞ギャル共wwww
そっちが歩み寄ってきてもこっちは願い下げですけどね・・・・w
Posted by at 2010年10月08日 18:03
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