登山家の野口健さんらは8日までに、尖閣諸島に生息する固有種の「センカクモグラ」などを守るための会を設立した。管理する内閣官房に、調査の許可を要請したいとしている。魚釣島では野生化したヤギが草を食べ、生態系のバランスが崩れて固有種が危機にあるとされる。だが現地調査がほとんどされておらず、実態がよく分かっていない。
尖閣諸島にはモグラを含む13種類の固有の生物がいる。発起人の1人、富山大の横畑泰志准教授によると、野生化したヤギが植物を食べ、土壌中の有機物が減少。それによってミミズが減り、センカクモグラが減少しているとみられるという。
野口さんは「領土問題がないのなら、現地調査はできるはずだ」と発言。この時期に設立したことについては「尖閣問題があるからこそ、固有種の危機に関する注目が集まる」と述べた。
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