ヨーカ堂 毎年6店程度閉鎖へ
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ヨーカ堂 毎年6店程度閉鎖へ

10月7日 20時38分 twitterでつぶやく

流通大手「セブン&アイ・ホールディングス」は、傘下のスーパー「イトーヨーカ堂」の業績が振るわないことなどから、今後2年間、不採算店舗を毎年6~7店舗程度閉鎖していく方針を明らかにしました。

これは「セブン&アイ」が、ことし8月の中間決算の会見で明らかにしたものです。それによりますと、グループ傘下の「イトーヨーカ堂」は、専門店に押されて衣料品の販売が振るわなかったことなどから、営業損益は32億円の赤字と、上半期としては2年連続の赤字となりました。こうしたことを受けてセブン&アイは、イトーヨーカ堂の不採算店舗を、今年度中に6店閉鎖するほか、少なくとも今後2年間は、毎年6~7店を閉鎖する方針を明らかにしました。一方、グループ全体の中間決算は、記録的な猛暑で飲み物の売り上げが大幅に伸びたことなどで、コンビニエンスストア事業が好調だったことから、上半期としては2年ぶりの増収増益となりました。セブン&アイ・ホールディングスの村田紀敏社長は、記者会見で「課題となっているスーパー事業については、不採算店舗の見直しとともに、衣料品改革を行うことで顧客を取り戻したい」と話しています。