2010年 10月 7日 |
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ノーベル賞受賞の2人は岡山にゆかり
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ノーベル化学賞日本人ダブル受賞から一夜明けた7日、2人とゆかりのある岡山でも快挙に沸きました。このうち北海道大学名誉教授の鈴木章さんは1995年から7年間倉敷芸術科学大学で教べんをとりました。キャンパスには受賞を祝う懸垂幕などが掲げられお祝いムードに包まれました。大学では今後、鈴木さんの講演会を開くことも検討しています。一方、鈴木さんとともにノーベル化学賞を受賞したアメリカ・パデュー大学の特別教授根岸英一さんも2005年から今年6月にかけて4回に渡り、岡山大学で講演を行うなど岡山に縁があります。現在、岡大が進めているプロジェクトの外部アドバイザーも務めている根岸さん。来年3月、岡山を訪れる予定だということです。
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琴平町の温泉に安心宣言
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温泉水増し問題で揺れる香川県琴平町に7日、安心宣言が出されました。町からの供給を中止した施設が、自前の温泉での営業を始め、残りの施設に町から源泉のままの温泉が供給されることになりました。午前11時、町からの供給を中止したホテル・紅梅亭の近兼孝休会長が、琴平町の小野正人町長立ち合いのもと、源泉を送りこむためのポンプのバルブを開きました。源泉は、グループのもう一つの施設にも送られました。紅梅亭のグループ2施設が町からの供給を中止したことで、残りの8施設に、町から源泉のままで供給できる湯量が確保できたということです。また、町内の旅館の担当者を集め、一日も早く源泉のままの供給が出来るよう、タンクに残る温泉を使い切って欲しいなどの協力を求めました。琴平町ではあさってから金刀比羅宮の秋の例大祭が始まるため、全国から訪れる観光客には、源泉の状態の温泉を楽しんで欲しいとしています。
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「障害灯見えない所も」ヘリ墜落で飛行調査
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香川県多度津町沖の瀬戸内海で海上保安庁のヘリコプターが墜落し5人が死亡した事故で国の航空事故調査官が7日、現場上空を実際に飛行し、鉄塔やライトの見え方を調べました。調査は国土交通省の航空事故調査官3人が高松空港から民間のヘリコプターに乗り約2時間行われました。調査では墜落したヘリから鉄塔や、鉄塔の存在を示すために設置された「障害灯」と呼ばれるライトがどのように見えていたかを調べるため高度やルートを変えながら飛行しました。調査官によりますと墜落したヘリと同じ高度で飛行すると、佐柳島の障害灯が木の陰に隠れて、数秒間、見えない地点があったということです。国の事故調査官による現地調査はこれで終了し、今後、これまでの調査結果を詳しく分析し事故原因を解明することにしています。
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岡山県職員の給与について人事委員会が勧告
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岡山県人事委員会は7日、県に対し、職員の給与を引き上げ、ボーナスを引き下げるよう勧告しました勧告では、県職員の給与を平均1226円引き上げる一方、ボーナスは0.2ヵ月分引き下げるよう求めています給与の引き上げは2年ぶり、ボーナスの引き下げは2年連続となります。県内企業の給与やボーナスとの比較に基づくもので、実施されれば平均給与は、36万8317円、平均年収は574万円と5.4万円のマイナスとなります。岡山県ではさらに独自の給与カットが加わるため職員にとっては厳しい内容となっています。勧告を受けた石井知事は、「勧告を尊重しつつ、財政状況も考慮して慎重に検討したい」と話しました。
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