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野球界の親分 元日本ハム監督・大沢啓二氏が死去

09年10月13日、「2009プロ野球OBオールスターアスリートカップ」の会見に出席した大沢啓二氏
09年10月13日、「2009プロ野球OBオールスターアスリートカップ」の会見に出席した大沢啓二氏
Photo By スポニチ

 プロ野球日本ハムなどで監督を務めた大沢啓二(おおさわ・けいじ)氏が7日午前7時25分、胆のうがんのため東京都内の病院で死去した。78歳。神奈川県出身。葬儀・告別式は未定。

 大沢氏は神奈川商工で投手として甲子園に出場。立大では主将・4番打者として活躍した。1956年に南海(現ソフトバンク)に外野手として入団。59年には故杉浦忠、野村克也らとともに日本一に輝いた。東京(現ロッテ)に移籍した65年に現役引退。東京でコーチ、2軍監督を経て71年途中に監督に就任した。

 76年からは日本ハムの指揮を執り、江夏豊投手らをトレードで獲得するなどチーム改革に取り組み、81年にはリーグ優勝を果たした。面倒見がよく“親分”の愛称で選手から慕われた。

 84年にフロント入りしたが、シーズン途中で監督に復帰。85年からフロントに戻り、球団常務を務めた後、93年から2年間指揮を執った。日本プロ野球OBクラブの理事長もこなしたほか、日曜日朝のテレビ番組では「ご意見番」としてプレーぶりなどに“喝”を入れ、人気を集めた。最近は体調を崩し、9月19日が最後の出演だった。司会の関口宏さんが、今季の優勝争いについて「中日とソフトバンクが有利と言っていた通りになったことに『あっぱれ』をいただきたい」とのコメントを代読していた。

 タレントの大沢あかねは孫。

 プロ10年間の通算成績は988試合に出場し、打率2割4分1厘、17本塁打、191打点。監督としては725勝723敗99分けだった。

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