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【芸能・社会】

キムタク声優アニメ米同時上映 「REDLINE」公開の9日に

2010年10月7日 紙面から

 SMAPの木村拓哉(37)が声優を務めるアニメ映画「REDLINE」(小池健監督、石井克人原作)の舞台あいさつ&プレミア試写会が6日、東京・新宿のバルト9で開かれ、国内公開初日の9日に米国でも同時(現地時間8日)にプレミア上映されることが発表された。登壇した木村は「うれしい限りです」と喜び、「この世界観を楽しんで、愛してほしい」と語った。

 作品の舞台は遠い未来。木村は四輪がエアカーに変わりつつある時代に、四輪でスピードを求め続ける主人公のカーレーサー・JPを演じる。木村も「あそこまで頭を盛ったことはない」と驚く大きなリーゼントと革ジャンがトレードマークだが、実はシャイで友達思いのキャラクターだ。

 JPのような黒の革ジャン、ズボン、ブーツ姿で登場した木村は、ヒロインの初恋相手・ソノシー役の女優蒼井優(25)について「蒼井さんのソノシーはもう、ヤバイです」と絶賛。親友の天才メカニックで、八百長に加担してJPを裏切るフリスビー役は、俳優浅野忠信(36)が初挑戦し、木村は「魅力とパワーに引っ張られた」と感謝していた。

 コンピューターグラフィックス(CG)全盛の時代にあえて手描きにこだわり、作画枚数10万枚、制作期間7年という膨大な労力をかけた大作アニメ。木村は「ポップアートが一瞬たりとも止まらないで動き続けているようです。10万枚って言葉で言うと簡単だけど、普通の人はやらないでしょう。7年ていったら、中学に入って高校出てますからね。その間ずっと描かれていたなんて、無条件に尊敬します」と制作陣をたたえた。

 同作品は米国サンフランシスコの映画館VIZシネマ(143席)で米国時間8日にプレミア上映された後、年明けに全米公開される。吹き替えではなく英語字幕版の予定。木村が映画で声優を担当するのは、2004年の「ハウルの動く城」(宮崎駿監督)でのハウル役以来2作目となる。

 

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