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【大相撲】

白鵬始動 オレは双葉山の生まれ変わりかも

2010年10月7日 紙面から

けいこが終わって笑顔の白鵬=6日午前10時58分、東京都墨田区の宮城野部屋で

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 双葉山の69連勝、そして5連覇に九州場所(11月14日初日・福岡国際センター)で挑戦する横綱白鵬(25)が6日、東京都墨田区の宮城野部屋で始動した。

 けいこは非公開だったが、幕下力士と15番ほど取ったという白鵬は「いよいよ横綱白鵬が朝げいこ開始って書くんでしょ〜」と上機嫌。「疲れてる、疲れてまっせ〜」と言うように秋場所の疲労を残しているが、父ムンフバトさんら家族が見守る中で気分が悪いはずもない。

 大分県宇佐市は双葉山の故郷。場所前に宇佐神宮を訪問する予定を立てているが、新たに双葉山記念館と並んで立つ生家を見学に行くという。

 「生まれ変わりかもしれないし」。モンゴル国民は自分をチンギスハンの生まれ変わりだという人が多い。誇りを持っているという意味合いなのだが、白鵬も決して思い上がりではなく、双葉山の記録に挑戦するにあたって、そのくらいの誇りを持っているということだ。

 「きょうから、体調を崩さず、汗をかきながらやっていく」。表情には自信があふれていた。 (岸本隆)

 

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