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【大リーグ】

松井交渉に経済効果は考慮せず ジャパンマネーの特需は別もの

2010年10月7日 紙面から

シーズンを終え、取材に答えるエンゼルスの松井秀喜外野手=4日、エンゼルスタジアム(共同)

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 ジャパンマネーは考慮しません−。エンゼルスのトニー・リギンズGMは5日(日本時間6日)、松井との残留交渉に関して「まだ決めていない」と消極的な姿勢を貫いた。そんな中、松井エ軍残留の切り札とも言える広告効果について「マーケティング関連を理由に契約したり、評価したりはしない」と明言。松井の評価基準に“ジャパンマネー”は考慮しない考えを示した。

 今季は松井の加入で、日系企業の広告が昨季の3社から11社に激増。球団は億単位に及ぶ“ゴジラ特需”の恩恵を受けた。それでも同GMは「マーケティングはあとからついてくるもの」と強調。ビジネス面での後押しも望めないとなると、松井退団は既定路線と言える。

  (アナハイム・阿部太郎)

 

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