東京中日スポーツ 55周年企画
55周年イヤーの記念事業や紙面企画をご紹介します
トップ > 中日スポーツ > 大リーグ > 紙面から一覧 > 記事
【大リーグ】松井交渉に経済効果は考慮せず ジャパンマネーの特需は別もの2010年10月7日 紙面から
ジャパンマネーは考慮しません−。エンゼルスのトニー・リギンズGMは5日(日本時間6日)、松井との残留交渉に関して「まだ決めていない」と消極的な姿勢を貫いた。そんな中、松井エ軍残留の切り札とも言える広告効果について「マーケティング関連を理由に契約したり、評価したりはしない」と明言。松井の評価基準に“ジャパンマネー”は考慮しない考えを示した。 今季は松井の加入で、日系企業の広告が昨季の3社から11社に激増。球団は億単位に及ぶ“ゴジラ特需”の恩恵を受けた。それでも同GMは「マーケティングはあとからついてくるもの」と強調。ビジネス面での後押しも望めないとなると、松井退団は既定路線と言える。 (アナハイム・阿部太郎)
|