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【プロ野球】元日ハム監督の大沢啓二氏死去 野村らと日本一に輝く2010年10月7日 19時40分
プロ野球日本ハムなどで監督を務めた大沢啓二(本名昭=あきら)氏が7日午前7時25分、胆のうがんのため東京都内の病院で死去した。78歳。神奈川県出身。葬儀・告別式は14日正午から東京都港区芝公園4の7の35、増上寺光摂殿で。葬儀委員長は黒江透修・日本プロ野球OBクラブ理事長。喪主は長男康人氏。 神奈川商工高―立大から1956年に南海(現ソフトバンク)に入団。59年には故杉浦忠投手や野村克也捕手らとともに外野手として日本一に輝いた。東京(現ロッテ)に移籍した65年に現役引退。東京でコーチ、2軍監督を経て71年途中に監督に就任した。 76年からは日本ハムの指揮を執り、江夏豊投手らをトレードで獲得するなどチーム改革に取り組み、81年にはリーグ優勝を果たした。面倒見がよく“親分”の愛称で選手から慕われた。 84年にフロント入りしたが、シーズン途中で監督に復帰。85年からフロントに戻り、球団常務を務めた後、93年から2年間指揮を執った。日本プロ野球OBクラブの理事長もこなしたほか、日曜日朝のテレビ番組では「ご意見番」としてプレーぶりなどに“喝”を入れ、人気を集めた。 (共同)
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