New【壁】会議室です。パソコン通信時代と同様に愚痴を吐き出しましょう。(^o^)

【昭和30年代フォーラム】にあった【壁】会議室です.題名には必ず名前をつけ,無責任な言動は慎みましょう

たまには有機合成化学の話(笑)   にゃ〜2

2010年10月07日 | 雑談1
 昨晩からノーベル化学賞のことで騒がしいけど,受賞者たちがどうして選ばれたかを知ってる人って,どれだけいるんだろうか(笑)

 Pd パラジウムという金属は Ni ニッケルや Pt 白金と同じ10属つまり白金属に属する金属で,2価と4価の原子価を持つ.一般的にはニッケルや銅や亜鉛の鉱石の製錬時に副産物として出てきた「ゴミ」だった.しかも南アフリカでしか採れず,年間採掘量はわずか 200tという希少金属なので,非常に高価なのだ.

 このパラジウムは PdH3 とか PdH0.75 という水素化物を作って,自分の体積の 900倍の水素を吸着する性質がある.それで第二次大戦直後,ドイツでパラジウムを触媒にして,エチレンに水を反応させてアセトアルデヒドを合成する「ワッカー法」が発明されたという歴史がある.

 その後 60年代になると東工大の辻らが「辻・トロスト反応」で直接炭素原子同士を結合させることに成功する.その論文をもとにして,リチャード・ヘックが「ヘック反応」という,有機合成反応をパラジウム触媒を用いて行う方法を確立した.実は今回のノーベル賞受賞者の3人目のアメリカ人こそ,このヘック氏なのである.マスコミはなぜかパイオニアのヘック氏を全く紹介しないのがおかしいと思うのだが,皆さんはどう思われるだろうか.

 さらに 70年代になって,今度はパラジウムより原子量が小さい (軽い) ニッケル化合物を用い,理化学研究所で「熊田・玉尾・コリュー・カップリング」が発明されたのだけど,今回のノーベル賞対象にはなっていない.

 そして帝人の岩国工場を退職してアメリカへ渡った根岸はニッケルからパラジウム触媒へ戻り,安価な亜鉛を組み合わせることでコストダウンさせることに成功し,ようやく工業化への道が開けた.つまり根岸氏のノーベル賞受賞理由は「工業化への端緒」だとも言えよう.他にも薗頭カップリングとか右田・小杉・スティル・カップリングなどが有名な有機合成反応で,初歩的な有機合成化学の教科書には必ず載っているので,興味がある人は勉強してみると良い.

 個人的にはノーベル賞というのは「よく生き延びたで賞」と思っているので,パイオニアとしてパラジウム触媒での有機化学反応を確立した「ヘック反応」と,現在でも化学企業が用いている「鈴木カップリング」が本当に意味のあるものじゃないかという気もしている.

 例えば「鈴木カップリング」で作られた医薬品の例として,血圧降下薬の Novartis の「ディオバン」を示そう.普通は14錠つまり2週間分で1シートなのだけど,あいにく手許のはハサミでばらばらにしたものなので,セロテープの跡は勘弁して欲しい(笑)


 北大の鈴木氏 (鈴木・宮浦反応) の凄い所は,とにかく総説論文の引用件数が 5000件を越えていることである.また,反応容器を洗浄したあと,水を完全に切らなくても良い事で生産性が上がる,つまり工業化に非常に向いているということも優れている.

 また,鈴木氏の若い頃の勉強の態度も学ぶべき所が多い.母子家庭の彼は自分で学費や生活費を稼ぐ必要があった.だから集中力が物凄い (当然,バイトをするヒマができる理学部へ進学.昔の北大は東大同様,学部を後で選択できた).そして二十歳くらいまでは数学に興味を持っていた,つまり物理化学など基礎的な分野をしっかり学んでいたので,後で泥縄で基礎分野を勉強する必要がなかった.だから理学部を卒業したあと,工学部で活躍できたという側面もある.

 一時期,教養部で遊んでしまうというデマが流れて教養部がなくなってしまったが,それは大学側の責任放棄だと私は考えている.私も最初に入った国立大学では2人の教授から「君はこの大学に向いていないのではないか」と言われ,担任の教授はわざわざ実家に来られて,再受験を勧めたことがあった.私の日ごろの行動とか成績とかレポートの内容などから,再受験をした方が良いと言われた教授たちとは今でもつきあいがある.死んだ親父も旧制八高だったのだけど,同じ官立の大学とは言え,面倒見の良さに驚いていた.どちらにしても,教養部でどれだけ何を学ぶか,学部の間は遊んで,大学院や卒業後に何をするかが大事かというのは一般的に言えるのではないかと考えたりする.文科系の人は具体的に分からないかも知れないけれど.
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台風13号になれる……のだろうか.(^_^;)  にゃ〜2

2010年10月06日 | 【台風情報3】
 昨日10月5日15時に,トンキン湾の海上にて 1006hPa の熱帯低気圧が発生しました.ただ,この熱帯低気圧,北緯 19度付近・東経 108度付近で停滞したまま,1006〜1008hPa の間で推移しながらをほぼ半日続けております.とても長期予報は無理ですけど,とりあえず明日まではトンキン湾の中で気圧が上がったり下がったりを繰り返しながら,熱帯低気圧の勢力を保ち続け,ベトナム北部へ近付くのではないかと思われます.ただ,台風13号になれるかどうかは疑問の余地が大きいです.とりあえず,情報だけ.

# ……それにしても,ヒマな読者が多いんですね.こっちは忙しいっていうのに.< 今,朝 5:58.4時起きで仕事してるっつーに.ぶつぶつ.
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台風12号は少しスローに  にゃ〜2

2010年09月22日 | 【台風情報3】
 日本海には前線の雲がぎっしり詰まっていて,朝は雷雨になりそうです.

 んで,今日9月22日3時の台風12号の位置は,マリアナ諸島の北西の,北緯 18.0度・東経 143.9度にありました.勢力は中心気圧が 996hPa,最大風速が 20m/s,最大瞬間風速が 30m/s と順調に発達中です.また,15m/s以上の強風半径は 南東側が 220km・北西側が 190kmで,速度は西へ 10km/h で移動中です.

 明日9月23日3時の台風12号の位置は沖ノ鳥島の南の北緯 19.0度・東経 141.5度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 980hPa,最大風速が 30m/s,最大瞬間風速 40m/s と,暴風圏ができるものと思われます.速度は西北西へ 10km/h と,偏西風によって北東向けの力が加わるものと考えられます.

 明後日9月24日3時の台風12号の位置は沖ノ鳥島近海の北緯 21.8度・東経 140.3度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 965hPa,最大風速が 35m/s,最大瞬間風速が 50m/s と 強い台風 へと発達するものと思われます.速度は北北西へ 15km/h と,だんだん加速していくものと考えられます.

 明明後日9月25日3時の台風12号の位置は小笠原諸島の近海の北緯 27.2度・東経 141.7度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 950hPa,最大風速が 40m/s,最大瞬間風速が 60m/s の 強い台風 で,これが恐らく最大勢力ではないかと思われます.速度も北へ 25km/h と,偏西風に乗ってどんどん加速していくでしょう.

 さらに9月26日3時の台風12号の位置は三陸沖の北緯 38.3度・東経 152.0度にあって,勢力も普通の台風へと衰退し,北東へ 65km/h の速さで北の海へ駆け抜けていくものと考えられます.

 最後に9月27日3時の台風12号の位置はクリル列島の東の海上の,北緯 46.7度・東経 165.5度にあって,海水温が急激に低くなるために台風の勢力を維持できるかどうか分からない状態だと思われます.速度は北東へ 60km/h で,そのままカムチャツカ半島方面へと去って行くでしょうけど,温帯低気圧に変わったら寒冷前線が伸びて北海道やクリル列島に大雨を降らせる可能性があるので注意が必要です.とりあえず,ことしの台風情報はこれで終わりになるのかな?

 検察の一部エリートの暴走はちょうど森内閣の頃から見られた話で (当然,奴は小遣いをもらっている),要するに自民党と公明党による謀略だと言えよう.最高検察庁は自民党や公明党もガサを入れるべきである! 都島の拘置所で麦飯食えば,少しはダイエットになって糖尿病も治るであろう(笑) もっとも,創価学会のことだから,手下の吏員を使って同じ獄舎の死刑台へ連れて行って,証拠隠滅を謀るかも知れないが.
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台風12号は発生したけれど……  にゃ〜2

2010年09月21日 | 【台風情報3】
 ということで,今朝書いた予想の通り,先ほど9月21日15時に台風12号が発生しました.場所はマリアナ諸島の北西の海上の,北緯 18.0度・東経 145.0度です.勢力は中心気圧が 1002hPa,最大風速が 18m/s,最大瞬間風速が 25m/sで,15m/s以上の強風半径は 南東側が 220 km・北西側が 190 km という,わずかにミカン型に潰れた形です.速度は現在,西北西へ6km/h で,これからゆっくり偏西風の影響を受けて速度を増していく予定です.また,九州の沖にあった高気圧は消え失せてしまい,それが偏西風が南下する原因になっているのかも知れません.

 明日9月22日15時には,台風12号は北緯 18.9度・東経 142.7度へ移動するものと考えられます.海水温が非常に高いため,勢力は急速に発達し,中心気圧が 985hPa,最大風速が 25m/s,最大瞬間風速が 35m/s と強くなります.速度は西北西へ 10km/h と速くなり,このあと偏西風の影響を受けて,やがて北東へとベクトルを変えていくものと考えられます.

 明後日9月23日15時には,台風12号は小笠原諸島近海の,北緯 20.2度・東経 140.0度へ移動するものと考えられます.海水温が高いために台風12号はますます発達し,中心気圧が 970hPa,最大風速 35m/s,最大瞬間風速 50m/s と暴風圏を伴った 強い台風 へと一気にバージョンアップするでしょう.速度は西北西へ 15km/h のままですが,これを境に北東へ向きを変えて,小笠原諸島を直撃するコースへ入るものと考えられます.

 明明後日9月24日15時には,台風12号は小笠原諸島の南西の海上の,北緯 23.6度・東経 140.3度にあるものと考えられます.

(いつも書いていて注をつけるのを忘れてたけど,地方によっては「やのあさって」「やなあさって」と言うらしい.どうもこれは関東のド田舎でしか通じない言葉らしくて,関西の古き都では「しあさって」と言っており,NHK語でも「しあさって」と言っている.品位のない下郎が偉い顔をするのは山口組の弁護をしてた橋の下だとか,「はぐれ刑事純情派」で殺人犯の役をしてたそのまんま宮崎がでかいつらをするのとさほど変わらない話である)

 海水温が高いせいで勢力はますます強くなり,中心気圧が 950hPa,最大風速が 40m/s,最大瞬間風速が 60m/s の 強い台風 の勢力となるものと考えられます.また,速度は偏西風の影響を受けて一気に北東へベクトルを変えて,北へ 15km/h へ変わるものと思われます.

 さらに9月25日15時には伊豆諸島の東の海上の,北緯 32.6度・東経 146.5度にあるものと考えられます.勢力も恐らくは 強い台風 のままで,北北東へ 50km/h の速い速度で三陸沖へと駆け抜けていくものと思われます.

 最後に9月26日15時には北海道の根室沖の,北緯 41.1度・東経 157.9度付近にあるものと考えられます.勢力は海水温が急激に低くなるため,普通の台風または低気圧へ落ちるものと思いますが,速度は北東へ 55km/h とますます加速していくのではないかと考えています.
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台風12号になれるかな?  にゃ〜2

2010年09月21日 | 【台風情報3】
 昨日は激ジョブだったけど,眠れないので深夜にアップ.

 ということで,昨日9月20日15時に太平洋の少し南東側で熱帯低気圧が発生しました.位置は北緯 18度付近・東経147度付近でした.勢力は 1008hPa で,北北西へ 20km/h で移動中でした.

 最新情報を書きますと,昨日9月20日21時の熱帯低気圧は,位置が北緯 18.5度付近・東経 146度付近で,勢力は 1008hPa のまま,速度は西北西へ 20km/h で移動中です.

 台風11号の進路がもろ当たりしたので(自爆),ついでに予報を書いておくと,今日9月21日9時の熱帯低気圧の位置は北緯 20.5度付近・東経 143度付近にあって,勢力は 1008hPa のまま,速度は西北西へ 20km/h で移動し,小笠原諸島へ近付くものと考えられます.九州から奄美諸島へ 1016hPa の高気圧があるため (これが昨日の気圧の谷=雨の原因),300hPa の高層天気図を解析する限り,どうもこの熱帯低気圧は蛇行した偏西風に引っ張られて,このまま北上する可能性があります.ただ,700hPa の高層天気図を解析すると,この九州の高気圧と太平洋高気圧とがくっついているので,北上を妨害し,さらに台風の発達を妨害する可能性も捨て切れません.

 最後に明日9月22日9時の熱帯低気圧の位置は北緯 22度付近・東経 141.5度付近にあって,どんどん小笠原諸島へ近付いていくものと考えられます.700hPa の高層天気図を見ると,九州の高気圧と太平洋高気圧とが分離して,そのすき間へ熱帯低気圧が北上する可能性が出てきたからです.勢力も 1006hPa と強くなり,速度も北北西へ 20km/h と小笠原諸島から伊豆諸島,下手をすると房総半島を中心とする関東地方へ接近・上陸する可能性も出てきました.この熱帯低気圧の動きは要注意ですね.ちなみに台風12号になれた時のアジア名はフィリピンのタガログ語で Malakas マラカス「強い」という意味になるそうです.
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マスコミでもやってるかも知れない(笑) 台風11号のその後  にゃ〜2

2010年09月16日 | 【台風情報3】
 今日は仕事が早く終わったので,この時間に台風11号のその後を書くことにします.これは長期予報なので,ますますオオカミ少年化する可能性がありますが(笑)

 今日9月16日15時現在の台風11号は,宮古島の南東 460km の,北緯 21.6度・東経 128.1度にありました.勢力は中心気圧が 980hPa,最大風速が 30m/s,最大瞬間風速 40m/s と既に暴風圏を持ち,予想よりも早く発達しました.25m/s以上の暴風半径は 60 km,15m/s以上の強風半径は 東側が 280 km・西側 190 km と相変わらず東側へゆがんだ形をしています.速度は現在は東北東へ6km/h のスピードで沖縄本島へ向かっています.

 明日9月17日15時の強い台風11号は,那覇市の南 370km の北緯 22.9度・東経 128.4度にあるものと考えられます.勢力も中心気圧が 970hPa,最大風速が 35m/s,最大瞬間風速 50m/s となり,立派な 強い台風 へ発達するものと考えられます.ところが,ここで台風11号を東へ向かわせていた偏西風の影響力がなくなってしまい,速度は北へ6km/hとなって,次第に西へ向かってしまい,日本へ来てくれないのではないかと予想しています.この「オオカミ少年」の大ウソが外れてくれないと,ますます西日本は農業被害が広がるのですが…….

 さっきも帰り道に田んぼへ入ってコメを見ると,稲穂が割れていたり,黒ずんでいたりして,とても売り物になりそうもないんですよね.逆に言うと「高級米は極めて高値になる」ということになりますし,「緊急輸入米騒ぎ」が民主党政権を苦しめる可能性もあります.asahi.com によると,西成区のスーパーイズミヤでは滋賀県産コシヒカリが5kgで 1480円で売られてたそうな.質の悪いコメは削りまくって「無洗米」にせんと食えんのやないかと思ったり.東日本の大雨で漬かったイネも不安材料です.

 明後日9月18日15時の強い台風11号は,宮古島の南東 150km の北緯 23.7度・東経 126.2度にあるものと考えられます.勢力も中心気圧が 960hPa,最大風速が 40m/s,最大瞬間風速 55m/s と 強い台風 となり,さらに発達する可能性があります.速度は西北西へ9km/h と西へ移動し始め,意地悪な偏西風は台風を沖縄県だけ襲わせる結果となりそうです.

 明明後日9月19日15時の強い台風11号は,先島諸島近海の北緯 24.5度・東経 122.9度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 950hPa,最大風速が 40m/s,最大瞬間風速が 60m/s とさらに発達し,宮古・八重山地方や台湾北部に甚大な損害を与える可能性があり,下手をするとさらなる発達の可能性もあります.偏西風に見放された台風11号は速度を西北西へ 15km/h と上げて,台湾北部へと向かっていくものと思われます.

 さらに9月20日15時の (非常に)強い台風11号は,台北のすぐ北の台湾海峡の,北緯 25.8度・東経 120.3度にあるものと考えられます.台湾に上陸しなかった場合には 非常に強い台風 へ発達する可能性もあります.速度は前日と同様,西北西で 15km/h を保ちながら,中国大陸へ上陸するものと思われます.

 最後に9月21日15時の 台風11号は華中の北緯 28.1度・東経 117.9度付近に上陸するものと考えられます.この時には台風の勢力はかなり落ちるものと考えられますが,いずれにしても大陸に甚大な被害を与えることは否めないでしょう.速度は北西へ 15km/h で揚子江中流へと向かっていくものと思われます.

 個人的には沖縄本島と大東島の間を通って,日本に来て欲しいんだけど.
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台風11号発生ですが……  にゃ〜2

2010年09月16日 | 【台風情報3】
 昨晩9月15日21時,台風11号が発生しました.発生時の位置は北緯 20.7度・東経 127.5度,勢力は 1000hPa で,速度は北西へゆっくりという小型台風でした.

 これが今日9月16日3時になると,位置は沖縄本島の南の海上の,北緯 20.9度・東経 127.6度にありました.勢力は中心気圧が 994hPa,最大風速が 20m/s,最大瞬間風速が 30m/s とゆっくり発達し,さらに 15m/s以上の強風半径は 北東側が 280 km・南西側が 190 km という北東側へいびつにゆがんだ形をしています.これは沖縄本島と四国沖に停滞している秋雨前線に引かれているせいじゃないかなと考えています.速度はあいかわらず,ほとんど停滞しています.

 明日9月17日3時の台風11号は宮古島の南の海上の,北緯 21.9度・東経 128.1度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 990hPa,最大風速が 23m/s,最大瞬間風速が 35m/s と順調に発達し,速度も北北東へ6km/h と偏西風の影響を受けてゆっくり動き出すものと思われます.

 明後日9月18日3時の台風11号はさらに宮古島に近付いて,北緯 23.1度・東経 126.9度にあるものと考えられます.勢力も中心気圧が 980hPa,最大風速が 30m/s,最大瞬間風速が 40m/s と暴風圏ができますが,なぜか速度は北西へ7km/h と変化する可能性があります.これは黄海に高気圧があるせいで,偏西風が台風11号を捉えて東シナ海へ流してくれないせいじゃないかなと考えています.

 明明後日9月19日3時の台風11号は先島諸島近海の,北緯 23.8度・東経 123.6度にあるものと考えられます.勢力はさらに拡大し,中心気圧が 975hPa,最大風速が 30m/s,最大瞬間風速が 45m/s という中型の台風へ発達するものと思われます.ただ,速度は偏西風に見限られたのか,なぜか西へ 15km/h で台湾から中国大陸へ向かうのではないかという予感がしています.

 さらに9月20日3時には台北を通過して台湾海峡へ入り,北緯 24.7度・東経 120.2度付近にあるものと考えられます.台風11号はますます西へのコースをたどり,速度は西へ 15km/h を保つのではないかと思っています.

 最後に9月21日3時には中国大陸の華南に上陸し,北緯 25.9度・東経 115.8度付近にあるものと考えられます.台風11号は恐らくこの時点で熱帯低気圧へ変わり,西北西へ 15km/h の速度で中国大陸へ大雨を降らせるのではないかと思います.

 ただ,これまでの台風11号の進路予測はあくまで「高層天気図」という上空の偏西風つまりジェット気流の流れを描いた特殊な天気図から割り出したものなので,また前回のように「オオカミ少年」になる可能性は皆さんも頭に入れておいて下さい(笑) とにかくこの秋の偏西風の進路は掴みにくいです.
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16日早朝に台風11号発生か?  にゃ〜2

2010年09月15日 | 【台風情報3】
 前回の台風10号の予報は見事に外れてしまった.原因は日本上空を蛇行して通過している偏西風が,大きく中国大陸へ蛇行して,台風10号をさらってしまったことにある.私も仕事が忙しくて後追いができなかったのだけど,偏西風にさらわれた台風10号は上海付近で温帯低気圧に変わり,前線を北海道へ伸ばして,北陸から東北地方へと大雨を降らした.私もちょうど新幹線で移動中にこの雷雨を食らって,携帯電話に繋いだノートPCで雨雲の動きを見ていた (けど,画面が小さいので実況中継ができなかった).

 そして,昨日9月14日21時,フィリピンのルソン島の東の海上の,北緯 19度付近・東経 130度付近に熱帯低気圧が発生しました.勢力は 1008hPa で,西北西へ 20km/h で移動しています.これが台風11号になった場合,アジア名はミクロネシア語で Fanapi ファナピ,サンゴ礁を形成する小さな島々 なのだそうです.

 この熱帯低気圧は今日15日15時現在,北緯 20.4度・東経 127.8度の沖縄本島の南にありました.勢力は中心気圧が 1004hPa,最大風速が 15m/s,最大瞬間風速が 23m/s で,速度はやはり偏西風の蛇行に捕まって,北北西へ 20km/h へ変わっています.恐らく,この調子でぐるっと沖縄本島または宮古島との間の海上を東へ向かい,対馬海峡を通って行くかも知れません.オオカミ少年の言うことだから,信じないかも知れないけれど.(^_^;)

 ついでに明日16日15時,台風11号に変わった熱帯低気圧は沖縄本島と宮古島の間の南の海上の,北緯 21.4度・東経 127.4度へ移動するものと考えられます.勢力は中心気圧が 998hPa に発達し,最大風速が 18m/s,最大瞬間風速が 25m/s になりますが,急激に東へ曲がるために,速度は北北西へ6km/h と遅くなるのではないかと思っています.以上,オオカミ少年の天気予報でした(笑)

現在,日本各地で雨を降らせている秋雨前線と結合するという最悪のパターンもアリ.
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台風10号発生です  にゃ〜2

2010年09月08日 | 【台風情報3】
 何も書かなくても,読者数にほとんど変わりがないのがこのブログの特徴かも知れません(笑)

 ということで,一昨日に書いていた熱帯低気圧が明日,いよいよ台風10号になります.

 今日9月8日18時現在の熱帯低気圧の位置は台湾とルソン島の間のバシー海峡の西の,北緯 20.0度・東経 119.3度にありました.勢力は中心気圧が 1002 hPa,最大風速が 15 m/s,最大瞬間風速が 23 m/s と小さく,西南西へ 15km/h で移動中です.

 明日9月9日18時にはこの熱帯低気圧は台風10号となり,南シナ海北部の福建省の南部の,北緯 21.5・東経 116.9度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 996 hPa,最大風速が 18 m/s,最大瞬間風速が 25 m/s と発達し,西北西へ 15km/h で移動して中国大陸へ上陸してすぐに衰弱するものと考えられます.

 それにしても,西日本に雨が降るかなと期待してたのに,前線とくっついた中日本と東日本が水害にあって,一体なんだこりゃって考えたりもします.偏西風のいたずらは困ります.
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台風10号発生か?  にゃ〜2

2010年09月06日 | 【台風情報3】
 台風9号が対馬に近付いたと思ったら,今度は台風10号候補の熱帯低気圧が本日9月6日15時に発生しました.位置は台湾の東の海上の,北緯 25度付近・東経 124度付近で,勢力は 1004hPa で,速度はほぼ停滞しています.アジア名はマレーシアのマレー語で Meranti ムーランティという木の名前なのだそうです.もっとも,個人的にはこの熱帯低気圧が台風10号へ発達する可能性はないんじゃないかと考えていますけど.(^_^;)

 明日9月7日9時の熱帯低気圧の位置は北緯 24度付近・東経123度付近で,勢力は 1006hPa と多少衰弱するものと考えています.速度もほぼ停滞したまま,台湾の南部へ近付いていくものと思われます.

 明後日9月8日9時の熱帯低気圧の位置は北緯 22.5度付近・東経 111.5度付近で,台湾の最も南の岬あたりだと書くと分かり易いかも知れません.勢力も 1008hPa と衰えますが,このあとバシー海峡から南シナ海へ入ると急速に発達して,海南島やベトナム方面へ向かう可能性があるので,とりあえず括弧つきで「台風」扱いとしておきます.
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台風9号は結構危険です   にゃ〜2

2010年09月05日 | 【台風情報3】
 そろそろマスコミの天気予報が追い付いてきて,このブログを読む人は余程の 物好き じゃないかと思い始めたので,いま入手できるデータを一気に書いて,とりあえず台風9号シリーズは今回で終わりにしようかなと思います (今日は夕方に仕事が入ったし,明日も朝から忙しいので).よほど変化があれば別だけど.(^_^;)

 んで,今日9月5日21時現在の台風9号の位置は,東シナ海の北緯 29.8度・東経 126.0度にあります.勢力は中心気圧が 994hPa,最大風速が 20m/s,最大瞬間風速が 30m/sで.15m/s以上の強風半径は 東側が 440 km・西側が 280 km と,異様に東側へ偏った形になっています.だから,風雨の被害はなぜだか九州に集中しているという.速度は北へ 20km/h と加速し,まっすぐ対馬海峡へ向かっております.

 今日9月5日21時の台風9号の位置は,やはり東シナ海の北緯 29.5度・東経 126.1度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 990hPa,最大風速が 23m/s,最大瞬間風速が 35m/s と少し発達し,北上するとともに強くなるというおかしな状況にあります.速度も北へ 15km/h を維持しています (たった3時間予報だから当たり前か).

 明日9月6日0時の台風9号の位置は,やはり東シナ海の北緯 29.7度・東経 126.0度にあるものと考えられます.勢力も中心気圧が 990hPa,最大風速が 23m/s,最大瞬間風速が 35m/s を維持しており,速度も北へ 15km/h のまま北上を続けるでしょう.

 明日9月6日6時の台風9号の位置は,東シナ海の北緯 30.6度・東経 125.9度,要するに揚子江と鹿児島湾のちょうど中間点にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 990hPa,最大風速が 23m/s,最大瞬間風速が 35m/s と変わらず,速度も北へ 15km/h を維持し続けるものと思われます.

 明日9月6日9時の台風9号の位置は,東シナ海の北緯 31.0度・東経 126.0度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 990hPa,最大風速が 23m/s,最大瞬間風速 35m/s と拡大傾向にあり,速度も北へ 10km/h と,五島列島と済州島との間へ入り込んでいくものと思われます.

 明日9月6日12時の台風9号の位置は,東シナ海の北緯 31.3度・東経 126.0度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 985hPa,最大風速が 25m/s,最大瞬間風速が 35m/s と発達し,速度も北へ 10km/h を維持するものと思われます.

 明日9月6日18時の台風9号の位置は,いよいよ五島列島に近付き,東シナ海の北緯 31.6度・東経 126.1度にあるものと考えられます.勢力も中心気圧が 985hPa,最大風速が 25m/s,最大瞬間風速が 35m/s を維持したまま,偏西風の影響で速度が北へ9km/hと遅くなるものと思われます.熊本県や長崎県や佐賀県や福岡県地方は長雨の被害が想定されますので注意しましょう.

 明日9月6日21時の台風9号の位置は,済州島の南 150km の,北緯 32.1度・東経 126.1度にあるものと考えられます.勢力も中心気圧が 985hPa,最大風速が 25m/s,最大瞬間風速が 35m/s を維持したまま,北へ 10km/h の速度を維持し続けるものと思われます.

 明後日9月7日9時の台風9号の位置は,対馬の近海の北緯 33.5度・東経 127.3度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 980hPa,最大風速が 30m/s,最大瞬間風速が 40m/s と暴風圏もでき,いっそう狂暴に発達するものと考えています.また,速度も偏西風の影響で北北東へ 15km/h と加速するでしょう.

 明後日9月7日15時の台風9号の位置は,対馬の近海の北緯 33.9度・東経 127.6度にあるものと考えられます.勢力はやはり中心気圧が 980hPa,最大風速が 30m/s,最大瞬間風速 40m/s という暴風圏を伴った中型台風へと発達しながら対馬海峡を渡っていくものと考えられます.沿岸の佐賀県・福岡県・山口県は災害に注意しましょう.速度は相変わらず北北東へ 15km/h で進むものと考えられます.

 明後日9月7日21時の台風9号の位置は,済州島の北北東 130km の,北緯 34.4度・東経 127.2度付近にあるものと考えられます.勢力はやはり中心気圧が 980 hPa,最大風速が 30 m/s,最大瞬間風速が 40 m/s と暴風圏を伴いながら対馬海峡を通過し,日本海へ入っていくものと考えられます.対馬に近付くので,速度は北北東へ 10 km/h と遅くなるものと思われます.

 明明後日9月8日9時の台風9号の位置は対馬近海の,北緯 35.8度・東経 130.4度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 980hPa,最大風速が 30m/s,最大瞬間風速が 40m/s と暴風圏を伴いながら,北東へ 15km/h と加速していくものと考えられます.

 明明後日9月8日15時の台風9号の位置は山陰沖の,北緯 36.5度・東経 130.9度にあるものと考えられます.勢力はやはり最大勢力の,中心気圧が 980hPa,最大風速が 30m/s,最大瞬間風速が 40m/s と暴風圏を維持しながら,北東へ 15km/h で隠岐から能登半島へ向かっていくものと思われます.

 明明後日9月8日21時の台風9号の位置は日本海の,北緯 37.0度・東経 131.0度にあるものと考えられます.勢力はやや衰え始め,中心気圧が 985 hPa,最大風速が 25 m/s,最大瞬間風速が 35 m/s と暴風圏が消えるものと思われます.その代わり,偏西風に乗って,速度は北東へ 20 km/h へと加速するものと考えています.

 さらに9月9日重陽の節句の9時の台風9号の位置は,日本海の佐渡の北西付近の,北緯 38.1度・東経 137.2度付近にあって,勢力を衰えさせながら東北地方へ再上陸する模様です.速度も偏西風に乗って東北東へ 30km/h と加速していくでしょう.

 9月9日21時の台風9号の位置は,日本海の佐渡の北東,八郎潟の南南西あたりの,北緯 39.1度・東経 138.9度付近にあるものと考えられます.速度は相変わらず東北東へ 30 km/h で秋田県か山形県付近へと再上陸していくものと思われます.

 9月10日9時の台風9号の位置は,岩手県か宮城県を通過して,温帯低気圧に変化して太平洋の北緯 38.6度・東経 146.5度付近にあるものと考えられます.速度は東へ 35km/h とどんどん加速して行くでしょう.ただ,温帯低気圧に変わったことで,発生した寒冷前線が東日本に雷雨をもたらす可能性があるので注意しましょう.

 最後に9月10日21時の台風9号から変わった温帯低気圧は,北緯 38.7度・東経 150.8度 付近の日本の東の海上へ消え去って,速度も東へ 45 km/h と加速するでしょう.
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台風9号は結局黄海へ……   にゃ〜2

2010年09月03日 | 【台風情報3】
 以前に買ったマザーボードが型落ちしたらしく,同じく型落ちした AMD の CPU と一緒に たった2万円強 で通販で売られていたのにショック.(^_^;)  Windows7 を走らせるために買ったマザーボードと CPU の組み合わせは半額へプライスダウン.しくしく.(その代わり,メモリがメチャ高い.ぼろ儲けを企んでいる「業者」なんかは,内蔵メモリが高価なもんだから,安価な USB メモリ,しかもくそ遅い「メルコ」のバカ高いのを USB ジャックに埋めまくってごまかしていたりする)

 それはさておき,どうせこれも今ごろには民放テレビのニュースでやってるだろうけど,やけくそで書いてしまいます(笑) 台風9号が本日9月3日15時に発生しました.位置は北緯 23.2度・東経 130.9度の,南大東島の南南西の海上.勢力は中心気圧が 1000hPa,最大風速が 18m/s,最大瞬間風速 25m/s の小型台風だけど,15m/s以上の強風半径は 190km と結構範囲が広くてエネルギーを貯えていることが分かります.速度は西北西へ 35km/h と高速で沖縄本島へ向かっている所です.

 明日8月4日15時の台風9号の位置は,那覇市の南南東 170km の北緯 24.7度・東経 128.2度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 1000hPa,最大風速が 18m/s,最大瞬間風速が 25m/s と変わらず,偏西風によって無理矢理に北東へ向けられるためにエネルギーを消耗させられることが予想できます.実際,速度は西北西へ 15km/h へと落ちるでしょう.

 明後日8月5日15時の台風9号の位置は,久米島の北北西 190km の北緯 27.8度・東経 125.8度にあるものと考えられます.東シナ海に出た台風9号はようやく発達を始め,勢力は中心気圧が 996hPa,最大風速が 20m/s,最大瞬間風速が 30m/s になるものと思われます.また,偏西風の影響で速度は北北西へ 15km/h と変わるでしょう.

 明明後日8月6日15時の台風9号の位置は,揚子江の河口と天草諸島との中間点付近の東シナ海の,北緯 30.2度・東経 125.5度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 990hPa,最大風速が 23m/s,最大瞬間風速が 35m/s とまたさらに発達するものと思われますが,偏西風の影響で速度は北へ 10km/h 程度に落ちるものと考えられます.

 さらに8月7日15時の台風9号の位置は東シナ海の済州島の西南西の北緯 32.4度・東経 125.0度付近にあるものと考えられます.勢力はこのままか少し落ちるかで,速度は北へ 10km/h で進み,黄海へと突き進んでいくものと思われます.

 最後に8月8日15時の台風9号の位置は黄海にすっぽりはまって,北緯 34.8度・東経 124.1度付近にあるものと思われます.速度は偏西風の蛇行の影響で北北西へ 10km/h となる可能性があります.

あくまでパソコンの高層天気図のシミュレーションでは.それにしても,かつてはインテリジェントビル並みの大きさが必要だった水冷スパコンと同じ性能で,空冷のしかも 1GB の貧弱なビデオカードのパソコン上で Linux プログラムが走るんだから不思議だ…….
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台風9号は東シナ海へ抜けるかも?   にゃ〜2

2010年09月03日 | 【台風情報3】
 昨日9月2日3時に,太平洋上の北緯 16度付近・東経 140度付近に発生した 1008hPa の熱帯低気圧は,その後順調に沖縄本島を目指して,西北西へ 30km/h の速度で移動していました.

 今日9月3日3時現在のこの熱帯低気圧の位置は,北緯 21.0度・東経 134.5度にあります.中心気圧が 1010hPa,最大風速が 15m/s,最大瞬間風速が 23m/s とまだまだ弱々しい勢力です.速度は北西へ 30km/h と,ゆっくり偏西風の影響を受けて東寄りに向きを変えてきました.

 明日9日4日3時にはこの熱帯低気圧は台風9号になるものと考えられます.アジア名は マカオのポルトガル語で Malou マーロウ「めのう (瑪瑙)」という意味なのだそうです.位置は南大東島の南西,沖縄本島の南東の海上の,北緯 23.7度・東経 129.4度にあります.勢力は中心気圧が 1000hPa,最大風速が 18m/s,最大瞬間風速が 25m/s とまだまだ小型台風の状態で,先日沖縄本島に被害をもたらした7号ほどにはならず,もしかすると宮古島との間の海域へ逃げてしまうかも知れません.上空の偏西風があまり強くなく,速度が西北西へ 25km/h 程度と予測されるからです.(あくまで5時半現在のデータなので,まだ分かりませんが (^_^;))
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台風7号は北海道地方へ行きます   にゃ〜2

2010年09月01日 | 【台風情報3】
 いま6時半,これから出勤です.昨日は多くのアクセスをどうも.やはり,私の予報は当たりの模様ですね(笑) 東北地方は次の週末は芋煮です.芋煮の前に台風が通過して良かった.コンビニ各社はおでん競争をしてますけど,今年はちょっと暑いような(笑)

 強い台風7号は今日9月1日3時現在,沖縄本島を通過して東シナ海の北緯 28.6度・東経 126.2度にあります.中心気圧は 965hPa,最大風速は 40m/s,最大瞬間風速も 55m/s と勢力は強いままです.25m/s以上の暴風半径は 90km,15m/s以上の強風半径も東側 220km・西側 170kmで,速度は北西へ 30km/h で移動しつつあります.

 今日1日15時の台風7号は上海の東の海上の,北緯 32.0度・東経 124.2度付近にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 965hPa,最大風速が 40m/s,最大瞬間風速が 55m/s と変わらず,速度だけは予想通りに偏西風の影響を受けて北北西へ 35km/h と変わりつつあります.

 明日2日3時の台風7号は山東半島と韓国全羅南道 전라남도 の間の,北緯 35.3度・東経 124.3度の黄海にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 970hPa,最大風速が 30m/s,最大瞬間風速が 45m/s と暴風圏を持ちながらも 強い台風 から 普通の台風 へ落ちるものと思われます.また,速度も偏西風の影響でさらに東へのベクトルがかかり,北へ 30km/h となって,38度線付近を縦断するのではないかと考えています.また金正日は食糧問題で頭を抱え込むのか,韓国統一省が物資輸送作戦を始めるのやら.

 明後日3日3時の台風7号は北朝鮮北部の日本海沿岸の,北緯 40.6度・東経 130.4度付近にあるものと考えられます.勢力も陸地を通過したためにかなり衰えて,中心気圧が 990hPa,最大風速が 20m/s,最大瞬間風速が 30m/s 程度の台風になるものと思います.速度は相変わらず上空の強い偏西風の影響を受けて,北東へ 35km/h または 40km/h 程度に加速していくものと考えられます.昨日も書いたように,北海道地方の人たちは警戒が必要です (今ごろテレビで言ってるかも).

 明明後日4日3時の台風7号は熱帯低気圧か温帯低気圧に変わり,胆振地方付近の北緯 42.5度・東経 141.6度にあるものと考えられます.勢力も中心気圧が 1004hPa,最大瞬間風速が 18m/s の小型台風になりますが,風がかなり強いので注意して下さい.また,速度は東北東へ 40km/h またはそれ以上の速度で突き進み,4日の午前中にはクリル列島へ抜けるものと思われます.
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北海道地方は台風7号に注意   にゃ〜2

2010年08月31日 | 【台風情報3】
 結局,台風8号が台湾北部で発生してしまいました.アジア名は Namtheun ナムセーウン,ラオスのラオ語で川の名前なのだそうです.

 台風8号の8月31日現在の位置は,台北の北北西 70km の,北緯 25.6度・東経 121.3度にあります.勢力は中心気圧が 994hPa,最大風速が 20m/s,最大瞬間風速が 30m/s,15m/s以上の強風半径が 110km と小型台風のままで,南西へ 15km/h で台湾海峡を逆戻りしています.

 明日9月1日3時の台風8号の位置は台北の西北西 90km の,北緯 25.3度・東経 120.7度にあって,ほとんど停滞するものと考えられます.勢力も中心気圧が 994hPa,最大風速が 20m/s,最大瞬間風速が 30m/s と変わらず,相変わらず台湾海峡でくすぶっているものと考えられます.

 明後日9月2日3時の台風8号の位置は台北の少し北の海上の.北緯 24.6度・東経 120.7度にあり,勢力も中心気圧が 1000hPa へ衰え,熱帯低気圧へ変わるものと考えられます.この先もしばらくこの海域に留まるか,消滅する可能性が高いと思われます.



 さて,台風6号の方ですけど,8月31日3時現在の位置は南シナ海北部の台湾の南西の北緯 20.8度・東経 117.0度にあって,これもまたほとんど停滞しているものと考えられます.勢力は中心気圧が 990hPa,最大風速が 23m/s,最大瞬間風速が 35m/s,15m/s以上の強風半径は 170km となっています.

 明日9月1日3時の台風6号の位置はやはり台湾の南西をぐるぐる彷徨っていて,北緯 21.2度・東経 118.8度付近にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 985hPa,最大風速が 25m/s,最大瞬間風速が 35m/sと少し発達し,東へ7km/h で移動するものと考えられます.

 明後日9月2日3時の台風6号の位置は台湾海峡を北上し始め,北緯 22.3度・東経 119.0度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 985hPa,最大風速が 25m/s,最大瞬間風速が 35m/s と変わらず,今度は北へ6km/hの速度で台湾海峡を遡上し始めるものと考えられます.

 明明後日9月3日3時の台風6号の位置は台湾海峡へ入り,北緯 23.4度・東経 119.0度にあるものと考えられます.ただ,勢力は中心気圧が 990hPa,最大風速が 23m/s,最大瞬間風速が 35m/s と少し衰えるものと考えられます.速度は北へ6km/hのままで,いよいよ中国大陸へ上陸するものと思われます.

 さらに9月4日3時の台風6号の位置は福建省あたりの華南へ上陸し,おおよそ北緯 24.8度・東経 118.0度あたりにあるものと考えられます.ただ,急速に勢力が衰えて熱帯低気圧に変わる可能性は充分にあります.速度は北北西へ7km/hと,揚子江を遡るコースをとるのではないかと見ています.

 最後に9月5日3時の台風6号の位置は華南の北緯 25.8度・東経 116.7度付近にあり,熱帯低気圧へ衰弱するものと考えられます.速度も北西へ7km/hと,揚子江を遡るのではないかと考えています.



 最後に,日本へ大きな影響を及ぼすと考えられる台風7号について.

 強い台風7号は今日8月31日3時現在,南大東島の南西 180km の,北緯 24.5度・東経 130.2度にありました.勢力は中心気圧が 970hPa,最大風速が 35m/s,最大瞬間風速が 50m/s,25m/s以上 の暴風半径が 90km,15m/s以上の強風半径が 北東側 260km・南西側 190km というふうに,東側に偏った形の台風の基本型は変わっていません.また,3時現在の速度は北西へ 20km/h でしたが,偏西風の影響を受けてゆっくりと速度が速くなっているようです.

 現在5時20分なのですけど,最新の情報では,5時の台風7号のデータは以下のようになっています.

 5時現在,南大東島の南西 170km の,北緯 24.8度・東経 129.9度にあるようです.勢力は中心気圧が 970hPa,最大風速が 35m/s,最大瞬間風速が 50m/s,25m/s以上の暴風半径が 90 km,15m/s以上の強風半径が 北東側 260km・南西側 190km,ここまでは同じなのですけど,速度が北西へ 30 km/h と速くなり,これからも北へ向かう速度は速くなる一方ではないかと考えています.

 また,今日8月31日15時の強い台風7号は沖縄本島の名護市付近の,北緯 26.6度・東経 127.8度にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 965hPa,最大風速が 35m/s,最大瞬間風速が 50m/s とさらに勢力が強まり,大きな被害が予想されます.速度は北西へ 30km/h というのが気象庁のデータですけど,私は北北西へ向かう可能性を考えています.


 明日9月1日3時の強い台風7号は東シナ海に出て,さらに勢力を強大化させて行きます.位置は北緯 28.7度・東経 125.0度付近にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 960hPa,最大風速が 40m/s,最大瞬間風速が 55m/sと,強い台風 は恐らくこれが最大勢力になるのではないかと考えています.速度は気象庁は北西へ 30km/h と言ってますけど,私は疑問符を投げかけています.

 明後日9月2日3時の強い台風7号は黄海へ出て,北緯 34.3度・東経 123.0度付近にあるものと考えられます.勢力は中心気圧が 970hPa,最大風速が 35m/s,最大瞬間風速が 50m/s と,少し衰弱するものと考えています.また,偏西風の影響で速度も北北西へ 30km/h に変わるものと気象庁も言っておられます(笑)

 明明後日9月3日3時の台風7号はすっかり衰弱して,暴風域を持つだけの 普通の台風 に変わるものと考えられます.位置は朝鮮半島北部の北緯 39.2度・東経 127.2度にあり,
勢力も中心気圧が 980hPa,最大風速が 30m/s,最大瞬間風速が 40m/s になるものと考えられます.速度は偏西風の影響でどんどん東に流され,北朝鮮を西から東へ横断する形で,北北東へ 30km/h で進み,日本海へ抜けるものと考えています.

 この先の台風7号の行方ですけど,あくまで想像なのですけど,北海道地方の方々にはくれぐれも「洞爺丸台風」の悲劇を繰り返さないで欲しい.コースが非常に似ています.9月4日3時には日本海の北緯 43.0度・東経 137.1度つまり小樽沖にあり,そこから東北東 40km/h の速度で北海道を縦断してクリル列島へ抜ける公算が強いからです.もし,ひまな人はパソコンで「高層天気図」を解析されてみると良いかも知れません.(これのせいで一晩,パソコンの蓋を開けて扇風機が4台フル回転だった)
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