JR西日本広島支社は6日、7月の豪雨災害で不通となっている呉線竹原―安浦間について、11月1日の始発から通常ダイヤで運転を再開する方針を明らかにした。
同区間の浦尻トンネル付近で発生した土砂崩れの復旧状況について、同支社は「崩落土砂約4千立方メートルの搬出を終えた」と説明。のり面の補強工事などを進めており、11月から被災前と同じ上下計43便を運転できる見通しを示した。
一方、同じく不通が続く美祢線については11月に本格的な復旧作業に着手する予定。「運転再開には相当な時間を要する」としている。