県立沼宮内病院:入院用医師、確保できず 移管で岩手町報告 /岩手
毎日新聞 10月6日(水)11時3分配信
岩手町は5日開かれた「町の医療を守る住民会議」で、県立沼宮内病院(60病床)で来年4月以降の入院患者の受け入れ継続に必要な医師を確保できなかったと報告した。県は今月中の移管先確保を条件に今年4月からの無床診療所化を1年先送りしてきたが、県議会12月定例会に来春から無床化するための条例案を提出する。
町健康福祉課などによると、町は昨年度から移管先として盛岡市の医療法人と交渉してきた。常勤医2人と非常勤医数人の体制で一般病床(19床)を維持し、小規模老人保健施設を併設する計画もまとめたが、医師との交渉が9月に決裂した。
住民会議では、提携先の変更を求める意見も出された。民部田幾夫町長は盛岡の医療法人との交渉継続を明言したうえで、「入院ベッドを確保する方針は変わらない。県にも医師確保に配慮を求める」と答えた。【山口圭一】
10月6日朝刊
【関連記事】
分娩医:不足深刻 現状の1.15倍必要 厚労省調査
医師:2万4000人不足 地域の偏り鮮明 厚労省調査
医学部:3私大で新設の動き 政府、容認検討へ
旭川医大:「診療特別手当」新設 医師確保策として
救急医療:栃木県が「感謝のメッセージ」小冊子を作製
町健康福祉課などによると、町は昨年度から移管先として盛岡市の医療法人と交渉してきた。常勤医2人と非常勤医数人の体制で一般病床(19床)を維持し、小規模老人保健施設を併設する計画もまとめたが、医師との交渉が9月に決裂した。
住民会議では、提携先の変更を求める意見も出された。民部田幾夫町長は盛岡の医療法人との交渉継続を明言したうえで、「入院ベッドを確保する方針は変わらない。県にも医師確保に配慮を求める」と答えた。【山口圭一】
10月6日朝刊
【関連記事】
分娩医:不足深刻 現状の1.15倍必要 厚労省調査
医師:2万4000人不足 地域の偏り鮮明 厚労省調査
医学部:3私大で新設の動き 政府、容認検討へ
旭川医大:「診療特別手当」新設 医師確保策として
救急医療:栃木県が「感謝のメッセージ」小冊子を作製
最終更新:10月6日(水)11時3分