子ども手当を詐取容疑＝偽の出生届提出、男逮捕―岐阜県警

　実在しない子どもを住民登録し、子ども手当など約260万円を不正に受給したとして、岐阜県警生活環境課などは7日、詐欺容疑などで、愛知県津島市宇治町、元フィリピンパブ経営河合勝己容疑者（46）＝偽装結婚事件で起訴＝を再逮捕した。同課によると、容疑を認めているという。
　逮捕容疑では、河合容疑者は2007年11月、日本人男性と偽装結婚させた従業員のフィリピン人女性（31）が、同年10月に母国で出産したと偽って出生届を名古屋市中川区に提出させ、児童手当や子ども手当を詐取。さらに男性の病死後、遺族年金や愛知県遺児手当などをだまし取った疑い。　

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