覚せい剤所持でタレント田代容疑者を起訴/横浜地検

　横浜地検は６日、麻薬取締法違反罪（所持）でタレントの田代まさし（本名・田代政）容疑者（54）＝東京都武蔵野市＝を、覚せい剤取締法違反（所持）罪で、知人の荒井千恵子容疑者（50）を、それぞれ起訴した。

　起訴状などによると、田代被告は９月16日、横浜市中区新港１丁目の横浜赤レンガ倉庫近くの駐車場に止めた乗用車内で約０・９グラムのコカインを所持し、荒井被告は同日、同区内で約０・９グラムの覚せい剤を所持した、としている。

　事件発覚後、県警が荒井被告の自宅を家宅捜索した際に、覚せい剤やコカイン、大麻を押収。横浜水上署によると、田代被告は「春ごろから覚せい剤や大麻を使った。軽い気持ちで手を出したが、もう二度と使用しない」と供述しているという。田代被告の尿から覚せい剤の陽性反応が出ており、同署は薬物の共同所持などでの立件を視野に裏付け捜査を続けている。

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