記事入力 : 2010/10/07 15:05:05
野球:サムスンが圧倒的に優位=プレーオフ(下)
サムスンが斗山とは異なり、投手らがシーズン終了後十日間の休養を取っているのも有利だ。宣銅烈(ソン・ドンヨル)監督は、「コンディションの良い投手が、斗山打線をしっかり抑えるだろう」と話した。
もっとも、斗山の中継ぎ陣は依然として強力だ。斗山は、鄭載勲(チョン・ジェフン)、コ・チャンソン、ウォーランドらの活躍で、準プレーオフでの2連敗後に3連勝を果たした。
これで斗山の打線に勢いがついた。金監督は「投手陣が疲れているのは事実だが、精神力であと何試合かは頑張れる。うちの打線が安志晩(アン・ジマン)、権奕(クォン・ヒョク)といったサムスンの中継ぎ陣を攻略してくれるだろう」と語った。
■互いに譲れない監督対決
金監督と宣監督は、高麗大の先輩後輩に当たり、親交が深い。
しかし今回は、両監督とも白黒をつけなければならない。今年のプレーオフは、両監督にとって3度目の対決となる。2005年の韓国シリーズでは宣監督が4勝無敗で制し、08年のプレーオフでは金監督が4勝2敗で制した。
また、互いに3勝3敗という拮抗したポストシーズンの対戦成績も、両監督の戦意を高めている。試合の成績も15勝15敗1分けと互角だ。なお、宣監督は車雨燦(チャ・ウチャン)、金監督はホン・サンサムを第1戦の先発として予告した。
大邱=チョン・セヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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