【ジュネーブ時事】世界各国の議会で組織する列国議会同盟(IPU、本部ジュネーブ)総会に合わせ予定されていた日中代表団の会談が6日、中国側の申し出により直前になってキャンセルされた。日本側が前日に中国によるレアアース(希土類)の輸出問題を取り上げたことに遺憾の意を表明、「会談できない」と6日回答してきたという。
日本の議会代表団(団長・北神圭朗衆議院議員)関係者によると、中国との会談がセットされたのは3日。しかし、6日の会談開催予定を再確認した際、中国側が「日本による5日の発言は残念」と指摘。団長の都合がつかないため会談を開けないと回答した。
[時事通信社]