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2010年10月6日(水) 19:25 |
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iミーヴを欧州に輸出
環境に優しいとして注目されている電気自動車iミーヴが、ヨーロッパに輸出されることになりました。 同時にフランスのプジョーとシトロエンに供給する電気自動車の製造も三菱自動車水島工場で始まりました。
国内販売されているiミーヴのデザインに、プジョーとシトロエンのバッジが取り付けられました。 輸出されるiミーヴとプジョーのiオン、シトロエンのCゼロです。 環境戦略車の販売拡大を記念した式典には、三菱自工の益子社長も出席しました。 ヨーロッパ向けのiミーヴは、電力消費を従来型より15%向上させ、フランス・ドイツ・イタリアなど14カ国で3万ユーロ、日本円で350万円程度で販売されます。 リーマンショック後、三菱自工は主にアジアやロシア向けの輸出が好調で回復に向かっています。 地球温暖化対策として二酸化炭素排出に厳しい基準を取り入れているヨーロッパに電気自動車の輸出を始めることで、回復の足取りを今まで以上に本格化させることが出来ると期待が集まります。 水島製作所は、今年度、国内向け・海外向けあわせて9000台のiミーヴを製造します。 来年からは、北アメリカ大陸への輸出も計画しています。 この所の円高で輸出を取り巻く環境は厳しさを増していますが、iミーヴの販売拡大は水島に活気を取り戻すきっかけとなりそうです。
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