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  更新時間 :2006年06月05日13:45 (北京時間) 文字

中国人数学者、難問「ポアンカレ予想」を証明


  広東省中山大学の朱熹平教授と米リーハイ大学の曹懐東教授による論文「ポアンカレ予想と幾何化予想の完全な証明:ハミルトン・ペレルマンのリッチ・フロー理論の応用」が、専門誌「The Asian Journal of Mathmatics」6月号に掲載された。両教授は米国の数学者ハミルトンとロシアの数学者ペレルマンの理論を用いて、世界的な数学の難問「ポアンカレ予想」を完全に証明した。

  フィールズ賞受賞者でもある在米中国系数学者・丘成桐教授は「ポアンカレ予想を最終的に解き明かすもの」と同論文を評価。「ポアンカレ予想はトポロジーと幾何の中心であり、世界の多くの数学者が注目し研究に尽力してきた」と述べ、その解明の大きな意義を指摘した。

  丘教授はさらに「両中国人教授の研究成果は、基礎研究分野で世界をリードするもの。ポアンカレ予想の証明は、科学者がわれわれの生きる空間への認識を深める助けとなり、物理学や工学の発展に重要な影響をもたらすだろう」と指摘した。

  ▽ポアンカレ予想

  1904年にフランスの数学者アンリ・ポアンカレが提出した「単連結な3次元閉多様体は3次元球面に同相である」という仮説。世界の数学界が長年注目してきた重大な難問で、「数学の世紀の7大難問」の1つ。この100年余り、多くの傑出した数学者がその研究に力を注いできた。
(編集NA)
写真:朱教授(左)と曹教授(右)。

   「人民網日本語版」2006年6月5日



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