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中国人数学者、難問「ポアンカレ予想」を証明 フィールズ賞受賞者でもある在米中国系数学者・丘成桐教授は「ポアンカレ予想を最終的に解き明かすもの」と同論文を評価。「ポアンカレ予想はトポロジーと幾何の中心であり、世界の多くの数学者が注目し研究に尽力してきた」と述べ、その解明の大きな意義を指摘した。 丘教授はさらに「両中国人教授の研究成果は、基礎研究分野で世界をリードするもの。ポアンカレ予想の証明は、科学者がわれわれの生きる空間への認識を深める助けとなり、物理学や工学の発展に重要な影響をもたらすだろう」と指摘した。 ▽ポアンカレ予想 1904年にフランスの数学者アンリ・ポアンカレが提出した「単連結な3次元閉多様体は3次元球面に同相である」という仮説。世界の数学界が長年注目してきた重大な難問で、「数学の世紀の7大難問」の1つ。この100年余り、多くの傑出した数学者がその研究に力を注いできた。 (編集NA) 写真:朱教授(左)と曹教授(右)。
「人民網日本語版」2006年6月5日
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