郁恵、優に伊代と真子「熟女ＡＫＢ」結成

日記を書く

　昭和の人気アイドル榊原郁恵（５１）早見優（４４）松本伊代（４５）石野真子（４９）がミュージカル舞台「ヒロイン」に主演し、元アイドルグループの中年女性を演じることが５日、分かった。４人は、等身大の役柄で往年の歌声を披露する。

　演じるのは、かつてのアイドルグループを２５年ぶりに再結成するために集まった４５～４９歳の女性たち。榊原は主婦、英語が堪能な早見はラジオＤＪ、松本はダイエットドリンク会社専務のシングルマザー、石野はメイド喫茶経営の恋多き女役だ。脚本家や演出家などスタッフもすべて女性で固め、中年女性を応援する物語にする。榊原は「同世代の女性に勇気を与えられるように演じたい」と抱負を話した。

　榊原と石野は、デビューが７７年と７８年と１年違い。松本と早見もデビューが８１年と８２年と同世代。それぞれが歌番組などで数多く共演していた。石野は「先輩だった郁恵さんと、この年になって共演できるなんてすてきなこと」と喜んでいる。松本は「２０年ぶりの舞台なんですけど、優ちゃんとは久々だし、実は郁恵さんとはご近所つきあいをさせてもらっているので、引き受けられました」。気心の知れた４人だけに息の合った舞台が期待される。

　早見は「さすがにＡＫＢ４８みたいにはできないけど、私も久しぶりに歌うのが楽しみです」。来年２月３～１０日に東京・銀座博品館劇場で開演。福岡、広島、金沢、大阪も回る予定だ。

　［2010年10月6日10時26分　紙面から］