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「さくらパパ」こと民主党の横峯良郎参院議員(50)が東京地検から任意で事情聴取を受けていたことが5日、分かった。横峯氏は、東京都渋谷区の飲食店で昨年6月に起きた恐喝事件の刑事処分をめぐる東京第4検察審査会の「起訴相当」議決で事件への関与を指摘されていた。小沢一郎元幹事長(68)について東京第5検察審査会から強制起訴すべきとの議決が公表されたばかりの同党にとって、またまた痛手になりそうだ。
ついに「さくらパパ」に東京地検の聴取の手が及んだ。関係者らによると、説明を求められた横峯氏は事件への関与を全面的に否定したという。
東京第4検察審査会は今年7月、飲食店経営会社の社長に対する恐喝容疑で逮捕されて昨年12月に起訴猶予となったプロレスラーら6人のうち、同社役員の男性(53)について「起訴相当」と議決。その中で、横峯氏が役員から相談を受けて事件を企て「もっとバンバンやれ」などと指揮・監督したと指摘しており、さらに「参謀のような活動をしており、深く犯罪に関与している」とも言及している。
議決によると、役員はプロレスラー2人を含む5人と共謀し、昨年6月13日から翌14日にかけ、飲食店の個室で社長に「売上金を渡してください」「明日は10人連れて来ますよ。10人来たら、どうなるか分かるでしょう」などと言い、計約30万円を脅し取ったとして恐喝容疑で警視庁に逮捕された。
横峯氏が関与したとの疑惑は昨年9月、一部週刊誌が報じて発覚。その中で、横峯氏はプロレスラーらに恐喝を指示したことを否定し「仲介役として店のトラブル解決を図った」と説明していた。
東京地検が昨年12月、社長に同額の約30万円が返還されたとして起訴猶予としたため、社長が審査を申し立てた。議決では、被害金が返還された点などを起訴猶予の処分理由とした東京地検の捜査の在り方にも言及し「なぜか横峯氏だけは事情聴取を受けていない。弱い立場にいる者だけが捜査対象になっており、あまりにも不公平で適正を欠く」と批判していた。
民主党にとっては、小沢元幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、東京第5検察審査会が4日に「小沢氏を強制起訴すべき」という議決を公表したばかり。野党の攻勢が強まるのは必至で、逆風の民主党はさらに厳しい立場に追いつめられそうだ。
◆横峯 良郎(よこみね・よしろう)1960年3月15日、鹿児島県志布志市生まれ。50歳。鹿児島県立串良商高卒。大阪のスーパー、兄が経営する保育園、学習塾で経験を積んだ後、弁当店、居酒屋を九州でチェーン展開。鹿児島で全寮制ゴルフスクール「さくらゴルフアカデミー」、ゴルフ練習場「めだかクラブ」を経営。07年参院選で当選。長女・留衣、三女・さくらはプロゴルファー。
(2010年10月6日06時02分 スポーツ報知)
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