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谷垣総裁 菅首相批判「無責任で筋の通らない対応に終始」

 菅直人首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が6日午後、衆院本会議で始まった。参院で与党が過半数を割る「ねじれ」状況の中、菅改造内閣にとって初の本格的な国会攻防。質問1番手の自民党の谷垣禎一総裁は、収支報告書虚偽記入事件で強制起訴される民主党の小沢一郎元代表や鳩山由紀夫前首相の政治資金問題への対応で、首相が十分に指導力を発揮することを要求。小沢氏が国会の証人喚問に応じ説明責任を果たすなど「国民が納得のいく決着に向けて全力を尽くすのが当然の責務だ」と迫った。

 沖縄県・尖閣諸島周辺で起きた中国漁船衝突事件では「無責任で筋の通らない対応に終始している」と批判。中国人船長を処分保留で釈放したことをめぐり「検察への責任転嫁という無責任極まりない姿勢だ」と指摘。真相を明らかにするため那覇地検次席検事と検事総長の証人喚問を求めた。

 また海上保安庁が撮影した衝突時のビデオ映像については「遅きに失した感はあるが、今からでも公開すべきだ」と主張した。

 アジア欧州会議(ASEM)首脳会議の際に行われた日中首脳会談で、中国当局に拘束されている建設会社フジタ現地法人の日本人社員1人の釈放を働き掛けたかをただした。

 首相が2010年度補正予算案をめぐり野党に協力を求めていることに関しては「補正予算案の編成まで抱きつき、責任を野党に負わせようということであれば拒否する」との考えを示した。

 この後、自民党の稲田朋美氏も質問。

 民主党は続投した首相にあらためて質問する必要はないとして、見送った。

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