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北山たけし がんばれ宮崎チャリティーライブ

新曲など全18曲を熱唱する北山たけし
新曲など全18曲を熱唱する北山たけし
Photo By 提供写真

 デビュー7年目を迎え、最新シングル「高千穂峡」がロングヒット中の演歌歌手・北山たけし(36)が6日、東京・銀座の博品館劇場で「がんばれ宮崎!口蹄疫チャリティーライブ」を開いた。

 北山は「今回のライブは、元気よく明るく歌って、この明るさが宮崎の皆さんにも届くように歌いたい」とあいさつ。新曲をはじめ、「剣山」「希望の詩」「男鹿半島」、デビュー曲「片道切符」など全18曲を熱唱した。

 また、「毎年、ギターの弾き語りや太鼓、尺八など新しいことにチャレンジしていますが、今回は、和と洋と演歌のコラボに初めて挑戦します」と言って、太鼓をたたき、尺八を吹き、バンドの演奏をバックに歌を歌いながら演歌とはまたひと味違った世界観を披露してみせた。

 宮崎県で大きな被害を受けた口蹄疫のニュースを見て、福岡出身の北山は同じ九州人として心を痛め、宮崎・高千穂町から「ふるさと大使」にも任命されたこともあって宮崎県を救いたいと願い、ライブの収益金の一部を寄付したり、募金箱を持って全国の人たちに寄付を呼び掛けるなどして畜産農家への支援を行ってきた。

 7月には約300万円の義援金を宮崎県の東国原英夫知事に渡したのをはじめ、これまでに500万円近くを寄付してきた。北山は「口蹄疫は一応終息しましたが、畜産農家の方々はこれからが大変なときですので、歌を通して少しでもお役に立てたらうれしいですね。このチャリティー活動は、年内いっぱいはぜひ続けていきたいと思っています。そして、これからも歌を通して元気と勇気を届けたい。年末にはいい結果が出せることを信じて突っ走っていきたい」と話していた。

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