遼くんも祝福…尾崎将が日本人４人目の快挙

　国内ツアーで通算９４勝を挙げた尾崎将司のゴルフ世界殿堂入りが６日に横浜市内で発表され、樋口久子、青木功、岡本綾子に続いて日本人４人目となる快挙に石川遼や池田勇太ら後輩からも祝福の声が相次いだ。

　尾崎将は６３歳の現在もシニアツアーには出場せず、永久シード権を保持する国内ツアーで全国を転戦している。７日から神奈川県戸塚ＣＣで行われるキヤノン・オープンにも出場予定だ。

　▼尾崎将司選手の話　こういう賞は現役を続けるのに重荷になると思っていた。ただ皆さんが喜んでくれたので、それは受け止めないといけない。ファンあってのプロゴルフだから。日本で貢献した自負はあるが、世界で、となると残念な結果だった。そんな中で評価してくださって感謝している。

　▼石川遼の話　日本のゴルフ界がこれだけ大きくなったのも、ジャンボさんの力が大きい。自分が今こうしてツアーでやれているのもそのおかげだと思う。僕らだけでなく、もっと将来の世代にも語られていく存在だと思っている。

　▼池田勇太の話　殿堂に入られたことは自分もうれしい。もっと早くてもよかったんじゃないかと思う。僕はここまで６勝。これを１００回以上もするというのは、どれほどのことかと、あらためて感じている。

　▼Ｒ＆Ａ・ドーソン最高責任者の話　ジャンボさんは日本でゴルフが素晴らしいスポーツとなるために、たいへんな功績を挙げられた。その貢献に感謝を申し上げたい。

[ 2010年10月06日 18:52 ]