2010年10月06日 07時10分
押尾学被告の直筆“押尾ノート”の一部
押尾被告の独占インタビューなどが掲載された『エッジ・スタイル』11月号(双葉社)
押尾学被告、芸能人初の裁判員裁判振り返り 「本当の公平さはあったのか」
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保護責任者遺棄致死などの罪に問われ、東京地裁の裁判員裁判で懲役2年6ヶ月の実刑判決を受けた元俳優・
押尾学被告(32)。現在、控訴中であり4日に保釈されたが、ファッション誌『エッジ・スタイル』(双葉社)が保釈直前に獄中で行った独占インタビューで、芸能人初となった裁判員裁判を振り返り「昨年の逮捕以来、連日バッシングが洪水のように続いてきました。(中略)果たしてそこに本当の公平さはあったのでしょうか……」。裁判員が果たして公平な目でいられたのか、と疑問を投げかけた。
昨年12月7日の再逮捕以来、約8ヶ月以上にわたって弁護人以外の外部の人間との接見や文通すら禁止されていたという押尾被告。獄中で綴った手記“押尾ノート”には、法廷で証人として立った友人・泉田勇介受刑者(麻薬取締法違反罪で実刑確定)の名を上げ「泉田、俺の100万円を返せ」と唐突な批判をしているほか、「hostage justice(人質司法)」(訳:自白するまで身柄を解放しないという捜査手法)という単語が並び、検察捜査に対しての不満、怒りも記している。
押尾被告はノートに「あの時の自分を振り返る。その時の自分と話がしたい。分別を説いてやりたい」「自分の人生、どこで間違えたのかわかっている」と反省の気持ちを書き連ねる一方、控訴審に向け「立ち向かえる力を。だからあきらめないで、何度倒れても立ち上がればいい」と徹底的に闘う姿勢をのぞかせた。また、インタビューでは「閉廷後、弁護人から執行猶予もつかないと聞き、104号法廷でしばらく呆然となり、10秒〜20秒座り込んでしまった」と判決直後の心境を赤裸々に語っている。
押尾被告の独占インタビューや“押尾ノート”の一部を掲載している『エッジ・スタイル』11月号は7日発売。