3日午前2時ごろ、広島市で、営業を終えた浴場のボイラー室付近で作業をしていた3人が体調不良を訴えるなどして病院に運ばれ、このうち1人が死亡、もう1人が意識不明の重体となっています。
3日午前2時ごろ、広島市安佐南区の浴場「ウルトラ銭湯ゆらっくす」の地下にあるボイラー室付近で、作業員3人が体調不良を訴えるなどして病院に運ばれました。警察によりますと、このうち広島市安佐南区の松村秀樹さん(63)がおよそ3時間後に死亡したほか、65歳の作業員の男性も意識不明の重体となっています。警察によりますと、この浴場は午前0時で営業を終え、3人はその後、水漏れのあった配管の点検作業などを行っていたということです。消防によりますと、当時、現場付近の温度はかなり高くなっていたということで、3人は熱中症にかかった疑いがあるということです。警察などでは、午前9時から現場検証を行って当時の状況などを調べています。