朝木明代殺害事件への私見と関わり (3)
全国明=日本名・橋本剛殺害事件を追う(2)
☆1992年 9月30日 政治結社「新生政経研究会」代表、韓国籍、全国明(日本名・橋本剛)が東京都港区赤坂2ビルから転落死、自殺?
☆1995年 9月1日 市議会で創価学会と対決していた東村山市議会議員、朝木明代が東村山市本町2丁目ロックケープハイムビルから飛び降り自殺?
私にはこの二つの事件が何らかの関係があると長い間思って来た。それはこれまで数々の事件を取材してきた経験からです。所謂警察官が言うところのデカの感みたいなものです。
それでは今回から本格的にこの全国明殺害事件について書いていくことにします。前回この人物と私の関係については述べました。
これまで黙っていたのは、やはり彼が在日韓国人であり、前科も沢山あって、しかも右翼団体の会長をしていたという事実でした。そのような人物との交流を今明かすことは、私に取って良い結果にならないことは十分理解できます。
しかし、今回の民事訴訟を争う中で、この人物との深い交際関係を明らかにしなければ、私が長い間東村山における女性市議の転落死に事件性を感じ続けてきたことを説明することが出来ない。
本日紹介するのは、1992年11月28日発行の週刊現代です。この号では4ページに渡ってこの全国明事件の特集がなされています。
大石寺襲撃右翼
怪死事件の謎を追う
死ぬ直前まで大声をあげて。
「酒を飲み転落死?政治団体代表、ビルの間に」−今年9月30日付けの東京新聞夕刊社会面に、こんな見出しの記事が掲載された。
転落死したのは韓国籍の全国明(=日本名・橋本剛)氏、52歳。政治団体「新政政経研究会」代表で、株の仕手筋としても知られ、また昨年末から今年一月にかけて右翼による日蓮正宗総本山大石寺襲撃では、先頭に立って殴りこみ、暴行、傷害の疑いで逮捕されたこともある人物であった。
その全氏が9月30日未明、酒に酔って東京都港区赤坂の5階建て「巴屋ビル」屋上から、隣のビルとの約70メートルの隙間に転落、救急車で運ばれたが、腰や足の骨を折って間もなく死亡した−というのが同記事の要旨であった。
警察の発表は「事故死」。ところが、この転落死には単なる事故死とは片付けきれない多くの謎がつきまとっているのである。全氏がその屋上から転落死したという巴屋ビルの住人(第一発見者)が語る。
「午前4時ころでしたか、どーんという大きな音がして目が覚めたんです。それから15分くらいしてから、大きなわめき声が聞こえてきた。いつまでも声が止まらないないから窓を開けて下を見たら人がいた。しばらく大きな声でわめいていました。」
この住人は、警察には通報していない。通報は同じく巴屋ビルに住む商店店員が行なった。
「酔っ払い同士が大声でやりあっているような声で目を覚ましました。『この野郎!』とか『痛てェなあ!』とかいう言葉をはさみながら、ワァワァ大声を挙げている。」
『ブッ殺すぞ!」とか『カネよこせ!』とも言っていました。最初はてっきり酔っ払い同士が近くでケンカしていると思ったんです。それで窓を開けてみたら、下にいた・・・・」
全氏は、いったいなんの用があって、エレベーターもない薄暗いビルの屋上まで、徒歩でいったのだろうか?
また「ブッ殺すぞ!」や「カネよこせ!」の言葉は誰に向かって発せられたのか?
そもそもこれは本当に事故死なのか、屋上にいたのは間違いなく全氏一人だったのだろうか?
住人の通報で、警察が現場に到着したのが午前4時30分。救急車が到着したのが同5時10分で、全氏はただちに日大駿河病救急センター(千代田区)に運ばれた。だが、「意識はほとんどなく、1〜2時間で亡くなった」(同センター)
この不審な死について、警察は黙したまま多くを語ろうとしない。
「事故死と断定した根拠は一切申し上げられない。言えるのは事故直前まで飲んでいたことの2点です。遺体解剖はやりました。ただし、司法解剖か行政解剖かも、解剖の結果については捜査上のことで申し上げられない」(赤坂警察署・鈴木一郎副署長)
引用終了
本日はここまでにします。明日以降に全国明が「創価学会からカネを取ればいい!」とか「カネが入ってこない」とか「イザとなれば学会からカネを取れると思う」と仲間に語っていた記事を紹介します。
ところで、このビルからの全国明と朝木明代さんの転落死事件は、何者かが突き落としたということでは共通する。しかも、二人とも創価学会との対立関係にあった事実は偶然とは思えない。
明日紹介するが、屋上には高さ1メートルのフェンスが張り巡らされており、これを乗り越えなければ転落することはありえない。
朝木さんの場合も手すりがあった。同じように一人では乗り越えられるとは考えられない(東村山署は越えられるとしている)。普通飛び降り自殺の場合は何も障害物がないところを選ぶのではないでしょうか。
☆本日の裁判支援行動 IN立川
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