2010年9月12日(日)、千葉県の幕張メッセ・、幕張イベントホールにて、人気乙女ゲーム『Vitamin』シリーズの合同イベント「VitaminXtoZ いくぜっ！究極★エクスプロージョン」が開催された。メインキャスト24名が勢揃いして、朗読劇にトークにライブにと濃く熱い3時間となった。「おとめん」では、夜の部に取材に行ってきたので、その様子をお伝えしよう。

◆オープニング　心の真ん中撃ち抜く一撃（ヴァレンティ）SN†PER◆

ホールに響く、甘く熱い鈴木さんの歌声に、観客からも大きな声援が湧き上がる。

もちろん、小野さんだって負けてはいない。魂のこもった歌声に観客のテンションは急上昇☆

観客みんなで「10、9……」カウントダウン。それが0になった瞬間に、派手な閃光とともに流れたのは、翼と一の新曲「一撃（ヴァレンティ）SN†PER」！！　鈴木達央さんと小野大輔さんの熱く激しい攻防のようなデュエットと観客の大きな歓声で、最初から「Vitamin」シリーズの持つパワーがまさに究極エクスプロージョン（爆発）だ。

◆朗読劇「至上最高の聖帝祭」　先生からのキスは俺のもの！！◆

ステージ上を所狭しと駆け回る、元気一杯のA4たち。左からKENNさん、前野さん、森久保さん、代永さん。

真面目で品行方正のP2登場。騒ぐA4を静めることができるのか？　左から入野さんと野島さん。

　
生徒達のアドリブに桐丘先生役の花輪さんも、レッツダンシング♪隣の神谷さんからも思わず笑みがこぼれる。

久しぶりに大集合したVitaminXのキャスト陣。アドリブも冴え渡り「コノヤロー、バカヤロー」が乱れ飛ぶ。

T6も大人の魅力全開で登場。セルフエコーの葛城先生に、純情な真田先生と二階堂先生に、一枚上手の衣笠先生など、個性では生徒達にも引けを取らない。

朗読劇では、「聖帝舞踏祭で一番目立った人に先生からのご褒美のキスが贈られる」という噂に興味津々のA4らZメンバー。自分こそが一番だと張り合っている途中、トゲーに魔法をかけられてしまう。一方のXメンバー達も同じ噂を耳にし、ご褒美を狙っていた。と、そこにZメンバーがやって来てしまい、2シリーズによる夢の共演が始まってしまうというストーリーだ。

◆朗読劇「至上最高の聖帝祭」　交ぜるな危険！？　「XtoZ」で起こる化学反応◆

「登場までが長い！」　お待たせしました、R+こと佐伯理事長と上條先生も登場。左から小山さんと草尾さん。

クールな瞬とA4たち。左から鳥海さん、KENNさん、前野さん、代永さん。

大人になったB6達を知っているA4・P2達から「なんか見たことある顔がある」とか、葛城先生から天十郎に「おい、そこの短パン」と呼びかけたりと、「XtoZ」ならでは掛け合いが楽しめた。また、出演キャストが多いことから、「やっと台詞だ」と自分の台詞の時にアドリブが入ったりすると、会場からは笑い声がおこっていた。

◆朗読劇「至上最高の聖帝祭」　愛×愛＝∞の想い　愛のデュエットアピール◆

葛城先生と永田さんの秘めた情熱を感じる告白。チラッとベストをめくる三浦さんと神妙な顔の杉田さんに注目。

純情先生コンビの真田先生と加賀美先生。一生懸命な言葉に、胸キュン。左から諏訪部さんと阪口さん。

那智と清春の悪魔コンビからのアピールは、独占欲いっぱい。左から吉野さんと野島さん。

審査をしていた佐伯理事長と鳳先生からも、優しくアダルティーな愛の囁き。左から小山さんと井上さん。

聖帝祭での先生のエスコートの予行練習として、生徒VS先生で、2人1組で気持ちえを伝える「愛のデュエットアピール」をすることになった。それぞれ、「団結のジャケットプレイ」と「『打倒先生』宣誓」で作品の壁を越えて気持ちを１つにしたら、アピールスタート。天十郎が「心の底から愛してる」と情熱的に言えば、相方の翼は「心からの愛をお前に捧げよう」と甘く囁く。先生チームも負けてはいない。衣笠先生が「僕を選んでくれませんか？」と切なさを感じる声で問いかけると、天童先生も「あなただけを愛しています」とこちらが照れてしまうくらいの想いが伝わってくる。一体、この勝負の行方がどうなったのかは、ぜひご自身の目で確かめてみよう。

◆トークコーナー「ツッコミ！！ ニセモノの写真を探せ」◆

井上和彦さんと小山力也さんを司会に迎え始まったトークコーナー。24人のキャストを、生徒チームと先生チームに分けての２部構成となった。それぞれの部で12人のキャストを出題側と回答側の2チームに分け、出題側は各人テーマに関する写真を撮ってきて、それについて語るのだが、チームの中に1人だけ自分の撮ってきていない写真について説明をしなければならなず（＝ニセモノ）、回答側はウソの説明をしている人を当てるというゲーム仕立てとなっていた。

◆トークコーナー「ツッコミ！！ ニセモノの写真を探せ」生徒キャストVer.　◆

出題側は、「僕の写真じゃない」と一言付け加えるかく乱作戦で上手く相手を欺くことができるのか？　左から入野さん、吉野さん、森久保さん、鳥海さん、前野さん、小野さん。

最初に生徒を演じるキャスト陣に課されたテーマは「アナタへVitamin」。大切な人に贈りたい元気の源の写真だ。前野さんは「鉄鍋とフライパン」の写真を用意して、「料理の腕を披露したい」と発表すると、会場からも「披露して?」と声が上がる。森久保さんはポテトサラダの写真で、「ポテトチップスを隠し味に入れるのが美味しい」とコメント。また、出題側の6人は皆「僕の写真じゃない」と言いながら、かく乱していたが、その作戦が功を奏したかは……、また別の話（笑）

◆トークコーナー「ツッコミ！！ ニセモノの写真を探せ」先生キャストVer.◆

出題側のキャスト陣。自分の好きなものについて語りつくします。左から、草尾さん、三浦さん、阪口さん、宮田さん、神谷さん、三宅さん。

回答側のキャスト陣。相手のウソを見破るため、真剣に耳を傾け、質問を繰り出す。左から、諏訪部さん、杉田さん、花輪さん、織田さん、井上さん、小山さん。

続く先生＋永田を演じるキャストに与えられたテーマは「ボクのVitamin」ということで、ご自身が元気になれるものの写真だ。阪口さんは動物がお好きということで、ミニブタの写真を。が、そのミニブタの名前が「ハム」と「ベーコン」ということで物議をかもす（笑）三浦さんのスナック菓子もお酒も好きだという話から、事務所の先輩でもある草尾さんが「三浦くんはお酒が一定量を超えると口説きまくる」という話も飛び出して、大盛り上がりのトークとなった。

◆ライブコーナー　どこよりも早い、新曲をお届け☆◆

斑目瑞希役の菅沼さん。ハードな中にも、どこかメロディアスさを感じられる楽曲を華麗に歌いこなす。

リズムにノリノリな風門寺悟郎役の岸尾さん。間奏の時には、マイクスタンドを振り回すパフォーマンスも見せた。

仙道清春役の吉野さんは、アップテンポな楽曲を清春らしく歌い上げる。間奏中には台詞も披露した。

ヴィスコンティのベース兼リーダーの七瀬瞬。そんな瞬を演じる鳥海さんは「ヴィスコンティのライブへようこそ」とお客さんを煽った。

続くライブコーナーでは、2011年に発売を予定されているB6達の2年ぶりの新曲が一足お先に披露された。斑目瑞希の「熱烈LIPS」、風門寺悟郎の「Romantic Metamorphose」、仙道清春の「限界ナイトメア」、七瀬瞬の「Right Now,Right Love！」と全部で4曲が披露されたのだが、どの楽曲もカッコイイ曲ばかり♪　ワイルドでハードな曲調は、今までに描かれていないキャラクターの側面も垣間見えた。

◆エンディングライブ　最高に熱いライブ◆

天と千による、息の合ったライブに、あっという間に引き込まれる。

ハイタッチして、出番交代。

オープニングに続く翼と一のライブ。久しぶりの「真夜中救世主」と「放課後エデン」に、思わず感涙。

再登場の前野さんとKENNさん。お2人が着ているTシャツの襟元に注目。VネックのTシャツは、出演者の分だけ。動きやすいようにというスタッフさんの配慮が感じられる。

新作紹介の後、ステージのど真ん中にはドラムセットが……！　多数のVitamin楽曲を手がけるMark Ishikawa氏を中心に集まった生バンド「Mark５」をバックに、KENNさんと前野さんが「本能ハリケーン」と「絶頂HEAVEN」を立て続けに歌えば、その迫力に会場は熱気に包まれる。「まだまだVitamin足りねーよな」ということで、今度はVitaminXから鈴木さんと小野さんが登場。翼と一によって「真夜中救世主」と「放課後エデン」が歌われさらに盛り上げる。最後に天と千が再登場し「Made in Love」を歌えば、その優しい歌声とイベントが終わる寂しさから、涙を流すお客さんもいたほどだ。

◆エンディング　◆

楽しい時間は過ぎていくのもあっという間。出演者もお客さんも、最後まで素敵な笑顔でした。

ステージの端から端まで、ゆっくりとねり歩いて下さる出演者の皆さん。それはお客さんとの別れを惜しむようにも感じられた。

楽しかったイベントもいよいよ終わりが近づいてくる。キャストの皆さんからのご挨拶では、草尾さんから「次はいつやる？」と早くも次の展開を期待できる言葉が飛び出したり、KENNさんは「天十郎をやれて、幸せです」と満面の笑顔で言ったりと、一言一言に愛が溢れていた。また、鈴木さんの「お客さんの顔が見たいので、（客席の）照明を付けて下さい」という言葉が胸にジーンと染み渡った。

イベント中に発表された、Vitaminシリーズのファンディスク「VitaminXtoZ」の他、3時間を超えるイベントのラストにはVitaminXのOVAプロジェクトも発表され、今後もますます「Vitamin」シリーズから目が離せない。

【イベント出演者】
　【VitaminX】
　真壁翼役　鈴木達央
　草薙一役　小野大輔
　七瀬瞬役　鳥海浩輔
　風門寺悟郎役　岸尾だいすけ
　仙道清春役　吉野裕行
　斑目瑞希役　菅沼久義
　葛城銀児役　杉田智和
　鳳晃司役　井上和彦
　九影太郎役　三宅健太
　二階堂衝役　織田優成
　衣笠正次郎役　宮田幸季
　真田真輝役　阪口大助
　永田智也役　三浦祥朗
　【VitaminZ】
　成宮天十郎役　KENN
　不破千聖役　前野智昭
　多智花八雲役　代永　翼
　嶺アラタ役　森久保祥太郎
　方丈慧役　入野自由
　方丈那智役　野島健児
　天童瑠璃弥役　神谷浩史
　加賀美蘭丸役　諏訪部順一
　桐丘凛太朗役　花輪英司
　佐伯影虎役　小山力也
　上條元親役　草尾毅

【プログラム・夜の部】

・オープニング
・朗読劇「至上最高の聖帝祭」　
・トークコーナー
・ライブコーナー
　　熱烈LIPS／斑目瑞希（CV:菅沼久義）
　　Romantic Metamorphose／風門寺悟郎（CV:岸尾だいすけ）
　　限界ナイトメア／仙道清春（CV：吉野裕行）
　　Right Now,Right Love！／七瀬瞬（CV:鳥海浩輔）
・新作案内
・エンディングライブ
　　本能ハリケーン／天と千（CV:KENN・前野智昭）
　　絶頂HEAVEN／天と千（CV:KENN・前野智昭）
　　真夜中救世主／翼と一（CV:鈴木達央・小野大輔）
　　放課後エデン／翼と一（CV:鈴木達央・小野大輔）
　　Made in Love／天と千（CV:KENN・前野智昭）
・エンディング

【関連乙女商品】
○VitaminX Evolution Plus (通常版)
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○VitaminX Evolution Plus 「一撃SN†PER」 マキシシングル [Maxi]
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○VitaminX 新ドラマCD「ハイパービタミン~ときめき★ウォーターウォーズ~」
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【関連サイト】
○「D3 PUBLISHERES　乙女コンテンツ　イベント情報
http://www.d3p.co.jp/otome/event/

○VitaminX Evolution Plus　公式サイト
http://www.d3p.co.jp/vitamin_x_evoplus/

○VitaminZ Rvolution　公式サイト
http://www.d3p.co.jp/vitamin_z_revo/

○D3 PUBLISHERES　公式サイト
http://www.d3p.co.jp/

（by あいな）