先月、韓国産のテナガダコから重金属のカドミウムが検出された問題で、一部が中国産だったことが分かり、検察が販売業者に対する捜査を行っている。ソウル南部地検は5日、ソウル市の検査で重金属が検出されたテナガダコを販売していた業者に対し、強制捜査を行い関連資料を押収するとともに、業者の代表らの取り調べを行ったと発表した。

　一方、テナガダコの頭部から基準値を超える重金属が検出されたとするソウル市の発表に対し、全羅南道務安郡・新安郡のテナガダコ漁関係者が5日午前、対策会議を開き、8日にソウル市を訪問して抗議し、損害賠償請求訴訟の手続きを進めることにした。

光州＝金性鉉（キム・ソンヒョン）記者

アン・ジュンヨン記者