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取り押さえ死 遺族が警察官公判に被害者参加申し立て | ||
知的障害者の安永健太さん=当時(25)、佐賀市木原=の取り押さえ死問題で、付審判請求により特別公務員暴行陵虐致傷罪に問われた警察官の公判について、遺族側が「被害者参加制度」に基づき検察官役の弁護士に参加を申し出たことが29日、遺族側弁護士への取材で分かった。 安永さんの父孝行さん(48)と弟浩太さん(26)が28日、参加を申し立てた。代理人弁護士には3人がつく。今後、裁判所が許可すれば、遺族は情状面での証人尋問や被告人質問のほか、求刑の意見を述べることができる。 この問題では、検察官役の弁護士が罪名を特別公務員暴行陵虐罪から同致傷罪とする訴因変更を申請し、佐賀地裁が9月に許可を決定。同制度の適用が可能となった。 |
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2009年10月29日更新 |