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「パンダ守護使」に日本人、飼育体験を世界に発信

  • 2010年09月30日 12:05 発信地:北京/中国
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中国・四川省(Sichuan)の成都パンダ繁育研究基地(Chengdu Panda Base)で「パンダ守護使」に選ばれた6人。左から2人目が梶原裕美子さん(2010年9月29日撮影)。(c)AFP

【9月30日 AFP】中国・四川省(Sichuan)の成都パンダ繁育研究基地(Chengdu Panda Base)で29日、臨時飼育員「パンダ守護使」の選考会が行われ、日本人1人を含む6人が選ばれた。

 同基地の広報担当によると、選ばれたのは東京都の梶原裕美子(Yumiko Kajiwara)さんのほか、台湾、中国、スウェーデン、フランス、米国から各1人。1週間の訓練を受けたのち、来月4日から1か月間パンダの飼育に携わり、ブログなどで自分の経験を発信してもらう。絶滅が危惧(きぐ)されるパンダの窮状について、世界中の人に知ってもらうのが狙いだ。

 臨時飼育員たちは、成都周辺の山でパンダ生息地の調査も行う。

 野生のパンダの個体数は1600頭程度にまで減っており、世界で約300頭が飼育下に置かれている。同研究基地は現在、飼育下で繁殖させたパンダを野生に戻す取り組みを行っている。(c)AFP

【関連記事】
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【参考】「プロジェクト・パンダ」のホームページ(英語、中国語、韓国語、日本語)

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