JTの缶コーヒー「Roots」の新商品「アロマインパクト」のCM企画として、松浦亜弥(24)、布施明(62)ら年代やジャンルを超えたアーティスト6人によるユニット「コーラスジャパン」が結成され、4日、都内でCM曲「根の歌」を披露した。CM曲は13日にCD発売されるなど“企画”を超えた今後の展開にメンバーも乗り気。布施は「昨年で紅白を引退したけど、みんなで歌うのなら」と大みそかのNHK紅白出場にも意欲を見せた。CMは5日からオンエア。
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「コーラスジャパン」は10周年を迎えたJTの缶コーヒーブランド「Roots」の記念企画。松浦、布施のほか、鈴木雅之(54)、石川さゆり(52)、杏里(49)、ケミストリーの堂珍嘉邦(31)が参加した。スリムで持ちやすい形状に進化し、香るおいしさが売りの新商品「アロマインパクト」のCMで登場する。
CM曲「根の歌」のコンセプト「ひたむきに働いて今の日本を支えている人たちを応援したい」という思いに、6人は賛同したという。今年の8月のレコーディングは別々に行い、全員での歌唱はこの日が初めてだったが、見事なハーモニーを会場に響かせた。
メンバーは所属レコード会社もジャンルも違うが、13日にCM曲「根の歌」のCDが発売され、今後の展開も注目される。そのための準備なのか、最年長の布施は「一番はっきりモノを言うので」と最年少の松浦をリーダーに指名。布施はCM曲のコンセプト「日本を支える」に合わせ「国会に行って歌おうか。缶コーヒーだけに、菅(首相)さんに連絡を取って」という計画も明かし、「EXILEみたいにメンバーを増やしたい」との構想?も披露した。
メンバー全員が紅白出場経験者。CM曲が話題となれば、豪華ユニットは目玉となる可能性もある。昨年限りでの紅白卒業を宣言していた布施も「みんなで歌うのなら」と前向きで、「NHKにはリーダーの松浦から連絡させます」と、すっかりその気だった。