日本新記録となるシーズン211安打を達成し、花束を手にファンの声援に応える阪神・マートン=神宮球場(撮影・飯室逸平)
阪神のマット・マートン外野手が5日、神宮球場で行われたヤクルト戦の二回、2死満塁で迎えた第2打席で中前に2点適時打を放ち、今季通算211安打とし、シーズン最多安打のプロ野球新記録を樹立した。一塁ベースに到達したマートンは両指で天を指し神に感謝。左翼席からの「マートンコール」に手を上げて応えた。五回に右前打、九回にも右線適時二塁打を放ち、通算213安打に伸ばした。
マートンは3日の広島戦(マツダ)で今季210安打目を放ち、イチロー(オリックス)が1994年に記録したプロ野球記録に並んでいた。
(2010年10月5日)
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