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[辛坊治郎のこれでいいんかい!?]誓います!尖閣諸島突撃リポート…コラム新連載スタート

本紙でコラム新連載をスタートした辛坊治郎キャスター

 9月いっぱいで読売テレビを退社しました。10月1日、「す・またん!」出演のためいつもの同局メークルームに入ると、顔なじみのメークさんがあいさつしてくれます。

 「おはよう、プーちゃん」

 「あのう、もしかしてそれは、プータローのプーですか?」

 「そう、きょうからプーさんでしょ」

 違います。プータローではありません。大阪綜合研究所代表です。

 「で、プーなんでしょ」

 「違うってば!!」

 この研究所、設立目的の中に「海洋開発」というのが入っています。日本は確かにちっぽけな島国です。その大きさは、国連加盟国中61番目にすぎません。しかし、ちょっとその周りに目を転じると実はすごいんです。

 潮が一番引いた場所を基準に、そこから200カイリの海は、日本が自由に利用できるのです。ここを「排他的経済水域」といいます。その広さは世界第6位! つまり、日本は陸地は狭いけれど海を含めた領域では相当な「大国」なのです。これを有効利用することが、明日の日本の豊かさに直結します。ですから、私がつくった研究所の最大の研究課題が「海」なのです。

 で、手始めに、未利用の無人島の魅力と可能性を探ります。大阪湾にだって無人島があります。これがとっても魅力的なんです。近く開設するサイトで、そのリポートをネット配信しますから楽しみにしてくださいね。こういう無人島は、動植物を採取したりしなければ比較的自由に探査できます。でも、ごく少数の例外があるのです。

 尖閣諸島はまさにその例外です。ここは現在、民間から国が借り上げ、立ち入り禁止区域にしています。何で立ち入り禁止かですって? 外務省が、中国を刺激したくないからですよ。もし尖閣へ日本人が自由に行けて、誰かが住んでいる状況なら、中国もこれほどの無法な態度はとれなかったはずです。今回の民主党政権の対応は論外ですが、底流に、外務省の長年の間違った政策があったことを忘れてはいけません。こうして日本の未来が浸食されていくのです。

 誓います。我が研究所の探査船で、尖閣諸島をリポートします。当方の船は時速15キロ、大阪から尖閣まで約2000キロ。ん~遠い。必ず行くけど皆さんちょっと待っててくださいね。(フリーキャスター、大阪綜合研究所代表・辛坊治郎)

 スポーツ報知では、今月からフリーになった人気キャスター・辛坊治郎さん(54)による新連載「週刊 辛坊治郎のこれでいいんかい!?」を毎週火曜日に掲載します。政治、経済、スポーツ、芸能、さらには身近な話題まで、辛坊さんならではの視点で鋭く斬り込みます。テレビのトークと同様、本音でつづるコラムをお楽しみください。

特集   アナウンサー・DJ

(2010年10月5日10時13分  スポーツ報知)

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