マートン３安打、ブラゼル２発！１９安打１７点で大勝…阪神

４回１死、ブラゼルが右翼席へ４６号ソロアーチを放つ

　◆ヤクルト４─１７阪神（５日・神宮）　阪神が１９安打１７点で大勝した。２回にマートンの適時打、金本の３ランを含む６安打で９点。その後もブラゼルの４６、４７号などで加点。能見は５回４失点、無傷の８勝目で昨季から１１連勝となった。

　阪神は１９安打の猛攻で快勝し、２位を堅持。シーズン安打のプロ野球記録を更新したマートン以外にもヒーローは多かった。

　金本は２回に豪快な３ランを放ち、今季８５安打目。通算２３７１安打として歴代１１位の落合（日本ハム、現中日監督）に並んだ。

　ブラゼルは１２試合ぶりのアーチとなる２本塁打で本塁打王争いトップの巨人・ラミレスに１本と迫った。ブラゼルは「本塁打のことは意識的に離して考えている」と自身の復調に満足げだった。

　真弓監督は「これだけつながったら（打順は）変えない。とにかく何が何でもあと二つ勝つ」と手応えたっぷりに話した。