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長谷川、2階級制覇へ“赤星パワー”激励受け闘志

長谷川(左)のミットめがけて打ち込む赤星氏

 世界は違っても、頂点を極めた者同士だから共感できる。2階級制覇に向けトレーニングに励む長谷川穂積が4日、神戸市内の真正ジムで元阪神の赤星憲広氏(34=スポニチ評論家)の激励を受けた。

 一流は一流を知る。ボクシングに関していえば、赤星氏は父がアマ経験者という接点しかなかった。

 「技術的なことは分からないけどメンタルで、どうして長く防衛できていたのか分かる感じがしました。最初は朗らかでもボクシングのことになると眼光が鋭かった」

 自身がキャスターを務める「月刊SPOR+」(読売系、23日午前11時放送)の収録で対談。その後は現役時の背番号付き赤トランクスでシャドー、ミット打ちに汗を流した。長谷川も「パンチが速いし腰がよく回る。右は強かった。一流でやってた方は違いますね」と身体能力、カンのよさに舌を巻く。

 飛び級2階級制覇がかかる再起戦の会場は愛知大府高出の赤星氏にとって、地元といっていい。「都合がつけば応援に行きたい。本人は“今まで王者で守る部分があった。今回は攻める”とおっしゃってました。いい表情で、すごく楽しみ」と当日が待ち遠しい様子だった。

ダブル世界戦
(11月26日、名古屋・日本ガイシホール)
◆WBC世界フェザー級王座決定戦◆
同級1位
ファン・カルロス・ブルゴス
(22・メキシコ)
<12回戦> 同級2位
長谷川 穂積
(29・真正)
25勝18KO 28勝12KO3敗
◆WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ◆
王者
ビタリ・タイベルト
(28・ドイツ)
<12回戦> 同級2位
粟生 隆寛
(26・帝拳)
20勝6KO1敗 19勝9KO2敗1分

[ 2010年10月5日付 ]

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