(cache) 十字架背負うと市橋被告 謝罪書簡、英遺族は受け取り拒否 - 47NEWS(よんななニュース)
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  •  ニュース詳細     
  • 十字架背負うと市橋被告 謝罪書簡、英遺族は受け取り拒否


     市橋達也被告の謝罪書簡を掲載した5日付の英紙タイムズ紙面(共同)

     【ロンドン共同】「私は悪でした」「死ぬその時まで、その十字架を背おっていきます」―。5日付の英紙タイムズは、千葉県市川市で2007年、英会話講師リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=殺害事件で、殺人と強姦致死の罪などで起訴された市橋達也被告(31)が、英国の遺族に反省と謝罪の意を表した書簡をしたためたが、遺族側に受け取りを拒否されたと報じた。

     直筆の書簡は日本語と英語の2通。「リンゼイ・アン・ホーカーさん そして彼女の御家族の方々へ」と題し、今年5月10日付。冒頭で「私は悪でした。警察が私の部屋に来た時、怖くなって逃げました。私がした事は決して許されない!」と当時の心境を吐露。「本当に卑きょうでした」と後悔の念をにじませた。

     また「私には彼女の死について責任があります。私以外に責められるべき人などおりません」「私が死ぬその時まで、その十字架を背おっていきます」と表明している。

     遺族側は、公判での寛大な措置を狙ったものだとして受け取りを拒否。「整形手術をして、逃れようとしていた。リンゼイのために正義を望んでいるだけで、日本の司法制度を信頼している」との声明を発表した。

      【共同通信】