社会
漁船と貨物船双方の操船責任者を書類送検
(福井県)
今月1日石川県沖の日本海で、香港籍の貨物船と漁船が衝突した事故で、敦賀海上保安部は双方の船の責任者を業務上過失往来危険の疑いで書類送検しました。書類送検されたのは石川県加賀市の漁船「第二大栄丸」の福畑文二船長49歳と、香港籍の貨物船「大平」の王建偉・二等航海士28歳です。
敦賀海上保安部によりますと2人はそれぞれ船を操る責任者でしたが、見張りを怠っていた疑いです。
これまでの調べに対し2人は容疑を認めており、敦賀海上保安部は5日、業務上過失往来危険の疑いで書類送検しました。
この事故は今月1日の午前1時半頃、石川県加賀市の沖合およそ20キロの日本海で加賀市の底曳き網漁船と、香港籍の貨物船が衝突したものです。
[ 10/5 19:03 福井放送]